しかも二ヶ所。
注射なんかは全然、練習台になっていいくらい平気だけど、針の太さを知っているから緊張する。
「麻酔打ってしますからね。」
若い女性医師がいわれる。とっても優しくて穏やかな口調。うちの医師たちにも見習ってほしい。
局所麻酔は多少の痛みはあるが全然なんてことはない。問題は本物の針が入ったとき。
「痛くないですか?」
「大丈夫です。」
本当に全く痛くなかった。細胞診も針生検も。生検は「バチンッ!」と大きな音がするが、普段から聞きなれているので、それに対する恐怖はない。
全く痛くないので、組織をとっていかれるのを観察していた。
その都度必ず
「大丈夫ですか?痛くないですか?」
本当にうちの医師も見習ってほしい(二回目)
それぞれ生検をしたところは、しっかりと圧迫止血してテープを貼っておわり。検査は思っていたより全然楽だった。
ただ、その検査終わりに、
「今日は旦那さんはお仕事ですか?」
子供の学校行事にいくことを告げると
「都合がつくなら連絡してみてください。」
組織診は時間がかかるが、細胞診は2時間後には結果がわかる。
どうしよう。
子供の行事にはギリギリ間に合うかもしれないけど、来てもらうべきなのか?
右にも怪しい所見があったのはショックだった。それも告げていいのだろうか。
悩みながら、結局電話してみると、心配だからと駆けつけてくれた。
検査での内容を一通り説明し、診察を待つ。
母は悪性だと言われて取ったら良性だった。
私もそうなんじゃないだろうか?そんな期待を少しだけ抱きながら結果を待った。