もうかなり前に選手のピークを越えた菊池選手ですが、

これは誰もできないでしょう(笑)

 

 「阪神-広島」(8日、甲子園球場)

 広島の菊池涼介内野手が三回、超絶プレーで阪神・ノイジーを併殺打に仕留めた。

 近本、中野の連打で同点に追いつかれ、なおも無死一塁の場面。ノイジーが放った打球は三塁線を襲ったが、小園が膝をつきながらバックハンドでうまく処理して二塁へ送球。ボールを受けた菊池は中野のスライディングをかわしながら、前へダイブするような形で一塁へ送球。どうやって投げたと思いたくなるようなワンプレーで見事にアウトにした。

 岡田監督がリクエストを申請したが、判定は覆らずダブルプレーに。映像がビジョンで流されると阪神ファンも思わずタメ息をもらすしかなかった。NHKBSで解説を務めていた名手・宮本慎也氏も「これはすごいプレー」と称賛を惜しまなかった。

 その後、大瀬良は2死から大山を空振り三振に仕留めて最少失点で切り抜けた。

中野のスライディングをかわしながら、一塁へ送球菊池涼介(左)(カメラ・朝田 秀司)

 

3回、菊池は一塁へ送球し併殺を奪う(撮影・山口登)

 

3回、菊池は一塁へ送球し併殺を奪う=5月8日

 

阪神対広島 3回裏阪神無死一塁、ノイジーの三塁ゴロで、送球を受けた菊池はジャンプしながら一塁に送球し併殺とする。走者中野(撮影・西尾就之)

 

3回裏無死一塁、菊池(左)はノイジーの三ゴロからの送球を受け、一塁へ投げて併殺を完成させる。一走中野