最近この手の記事が多くなりました。

みそラーメンも清掃バイトも2000円 ニセコが映す「弱い日本」 [北海道]:朝日新聞デジタル (asahi.com)

 

統一教会やパーティーの裏金作り・脱税の話もそうですが、

 

安部元首相が死去、日銀・黒田総裁が退任してから

「異次元(=異常な)金融緩和が国を貧しくした」と言い出してももう遅すぎたので、

大手の新聞やテレビ局は、官邸の報道統制に屈せずに、もっと早く言ってほしかった。

 

未だに政府は「株価が上がって日本経済は復活した」なんてPRしてますが、

日銀が70兆円分も日本株を買い支えたのと、外国人の売買シェアが2/3、そして円の価値が30%位目減りしているので、

見た目だけです。

 

嫁の実家がもともとニセコで、30年間で何十回と行きましたが、

もう高すぎて行けないですね。。。

 

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みそラーメンも清掃バイトも2000円 ニセコが映す「弱い日本」

 

国際的なスキーリゾート・北海道ニセコ地区で今シーズン、物価高騰と時給アップが起きた。その過熱ぶりに拍車をかけたのは、インバウンド(訪日観光客)の本格復活による人手不足と円安だ。「日本の中の外国」といわれるニセコの現状に対し「バブル」との見方も強まり、その先行きには警戒感も漂っている。

 みそラーメン「¥2000」、カツカレー「¥2500」――。豪華なコンドミニアムやホテルが立ち並ぶ北海道倶知安町のひらふ坂。その近くで営業していたキッチンカーや屋台のメニューの一例だ。

 

渋谷より高いコンビニや清掃バイトの時給

記事後半では増えすぎたキッチンカー、外国に翻弄される地元の人の複雑な思いをとりあげています

 交差点近くでにぎりずしを売るキッチンカーは、今シーズン初めて出店した。昨年12月、トロ5貫セットを2千円から3千円に上げるなど、全品500円~1千円値上げしたという。

 シーズン中にもかかわらず値上げしたのは、周りの同業者から「値上げした方がいい」と勧められたからだ。店長の男性(20)は「日本人の感覚では高いと映っても、ニセコに来る外国人には普通の値段なんです」と話した。

 

 近くにある「セイコーマート」は道民おなじみのコンビニだが、ニセコの店では品ぞろえが少し違う。店頭で売られていたのは福岡県産「あまおう」。外国人には日本の甘いイチゴが好まれるためだ。定価は2千円。お酒も「白州」「山崎」「響」など和製の高級酒が並んでいる。

 「JAPOW(ジャパウ)」と呼ばれるニセコの粉雪を目当てに、海外からやってくるスキー客はコロナ禍前に戻っている。

 スキー場を運営する「ニセコ東急グラン・ヒラフ」の来場者数は2018年~19年シーズン並みに回復した。豪州や香港、シンガポールのスキー客らが大半を占めている。