何千人何万人といる会社であっても、数名の会社であっても
そこにいる人は、一人一人違うものである。
なので、おなじ教育が全てに通用することはまずない。
しかし、一般的という言葉があることを考えると、
人はだいたいが同じである、という考え方も出来るのだが
実際は、一人一人、強み弱み、できるできない、が異なるからそうなる。
学校では、一人の先生の教え方によって、全員が成績が上がるワケではない。
先生の教え方がスポッとはまった生徒は上がりやすいが、はまらなけれ上がらない。
学校は、そういうばらつきがないように考えられているが、あるのは確か。
いずれにしろ組織の人たちに、それぞれ成果を出さそうとすると、
一つのやり方だけでは、できないことが前提となる。
とはいっても教える方も色々出来ないので、どうしてもばらつきが出てしまう。
しかし、上司はそれをやらなければならない。
誰もが理解して、成果を出せる、魔法の教育があれば1番いいが
そんなものはないので、一人一人教え方を変えるしかないのである。
だから、一人で沢山の人を教えるのは限度がある。
よく似た人種を集められるとやりやすいので、仕事が出来る人より
ある決めた人種を集める方が教育はやり安い。
これぞ、上司のつらいところでもあり、上司の裁量が問われるところである。
くじけず、やって行きたいものである。