来年の対策のしかた | 姫路 リフォーム モリシタ・アット・リフォームの社長 ヨシくんのたわごと日記

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どんな不況であっても、来年は今年よりよくしたい。
というのは、どの経営者でも思うだろう。

では、具体的にどうしたらいいのか?と考えると
結構いいアイデアはでてくるが、それが現実的かというと、
あまりそうでもない。なんとなくピンとこないことが多い。

そこで、私は、みんなの意見をもとに来年を予定する。
やりかたは、今年を振り返り、みんなが気になったところだけを
来年は修正するといったやりかた。

まあ、とくにめずらしい方法でもないのだが、
社長が思い込みで立てる計画と違って
社内にとって、とても効果的なポイントがわかる。

まず、ポストイットカードをもたせて、
質問をし、全員に短時間で別々に書かせる。
だれかの意見に引っ張られないためにだ。

まずは、こう聞く。
「社内で、今年あった問題点は?」とか、
「仕事で中途半端になっていることは?」とか。

「やめた方がいいこと、やりたくない仕事は?」など聞いて、
こういったことを、思いつくままにポストイット1枚に
1項目書いてもらう。

コツは、できるだけ時間を短く、
思いつきで書いてもらうと
考えると、作り物の意見にしかならない。

時間を短くすることで、
最初に浮かんでくることから書くので、
自然に、優先順位のたかい課題から出て来る。

中には、個人的な思い込みの意見もあるが、
総体的に分かる事が、必ずある。
また、見えて無く、思わぬ問題も分かる。

そして、それぞれのスタッフ個人に対して、
「彼の義務とは?」「彼に期待することとは?」
といった話題で、個別の人もみていく。

社長や上司がいうことには、
部下も納得いかないこともあるだろうが、
同僚全部からの意見には素直になる可能性が高い。

そうやって、いまの問題点や、
つぎの課題が見えてくる。

それは組織全体においても
各スタッフにおいても。

いま、まずいところを直すというのは、
いまよりうまくいくということなので、
今年より、来年のほうがよくなるという理屈になる。

いい手でしょう?