今回は後見人の先生からのご依頼です。
故人様は、以前に奥様を見送られ、現在はお身内がいらっしゃらない方でした。
打ち合わせの中で、後見人の先生から
「僕からも、花束を故人様に手向けてほしい」
とご依頼がありました。
後見人の先生の「心」が伝わる瞬間
この仕事をしていると、
後見人の先生の 心の在り方 が、
はっきりと分かれる場面に出会います。
事務的に進める先生もいれば、
故人様の人生や想いに、
きちんと心を寄せてくださる先生もいらっしゃいます。
いつもお問い合わせをいただく後見人の先生方は、
とても心優しい方ばかり。
「こんな先生にお任せできるなら、託される方も、きっと安心だろうな」
と、いつも感じさせられます。
火葬式(直葬)でも、大切なお別れの時間
今回は 火葬式(直葬) でのお別れとなりました。
故人様のご希望により、住職による読経の後、
静かに荼毘に付されました。
後見人の先生からの花束、
そして私たち葬儀社からの花束を手向け、
ささやかではありますが、
心を込めたお別れの時間を設けました。
直葬であっても、
「何もせずに終わる」のではなく、
想いを届ける時間は、きちんと持てる
そう改めて感じるお別れでした。
奥様が眠る永代供養墓へ
収骨後、ご遺骨は
奥様が眠っていらっしゃる 永代供養墓 へ納骨する予定でした。
後見人の先生は急なご公務が入り、私たちが代理で霊園へ伺い、無事に納骨まで執り行いました。
再び、奥様のもとへ戻られた故人様。
きっと、安らかなお気持ちでいらっしゃることと思います。
すべて滞りなく終了しました。
心より、故人様のご冥福をお祈りいたします。
心を込めた花束
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