当社のお客様からご紹介いただきました。

 

喪主様になるご主人様は精神的にかなり参っていて

ご長男様やご長女様が寄り添い、打ち合わせが終了しました。

 

その時、喪主様が残念そうに

 

「妻は病院から自宅に戻りたいと話していた。亡くなってからでも連れて帰りたかったのだが、古いマンションなのでエレベーターも狭く無理だった。連れて帰りたかった…」

 

とお話になりました。

住み慣れた我が家に連れて帰りたいと思うのは、だれもが抱く気持ちだと思います。しかしコロナ禍もあり、亡くなってから自宅に安置されるのは全体の2割程度となっています。

 

「では霊安所から式場に移動の際、ちょっと遠くなりますが、ご自宅前で霊柩車を停めますので、自宅にいらっしゃるようならばお見送りください」

 

自宅がかなり遠くの場合は対応も難しく費用も追加になるのですが、なんとか対応できる範囲でしたので、そのようにご提案させていただきました。

 

当日、ご自宅前に車を停車すると、近くで喪主様やお子様たちが手を振っています。良かった。

 

「故人様、ご自宅ですよ。ご家族の方が見送りにいらしてます」

 

そうスタッフがお声がけしてご自宅を後にしました。

無事にお式も終了しました。

 

ご冥福をお祈りいたします。

 

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