一般的なお葬儀では、葬祭場でお通夜や告別式を行い、その後、火葬場に移動して亡くなられた方を荼毘に付します。

しかし最近は、コロナ禍の影響を強く受け

 

「できる限り時短で、お葬儀を簡素化したい」

 

というご要望を承ります。

 

「また前回はとても高い葬儀代金が掛かり、今回は費用を出来るだけ抑えてやりたい」

 

というご要望も多くあります。今の時代は昔と違い葬儀代金に莫大な費用が掛かるとその後に家族の生活までもが大変になってしまいます。

 

 今回、以前にお葬儀を手伝わせていただいた方からのご紹介で喪主様のご自宅に打ち合わせにうかがいました。ご要望をうかがうと、

 

「コロナ禍なので、シンプルなお葬儀にしたい。お式をしなくていいから、葬祭場も予約しなくていい」

 

というお話でした。そこで、火葬場で宗教者の方に読経をあげていただき、そのままお別れをするお葬儀をご提案させていただきました。

当日は火葬場で、故人が好きだった色の生花をたくさん棺に入れ、ご住職に読経をいただきました。川越の火葬場は個別の空間に別れているので、身内の方だけでゆっくりお別れができます。

その後、待合室でお食事をして、収骨となりました。時代に合わせて、あるいは状況に応じて、お葬儀の在り方も変化しています。