病院に着き検査の結果、ゴルフボール大の脳出血があることがわかった。
年齢が年齢(当時91歳)なだけに手術はせず、経過を観察すると言われた。
今思えばいつ亡くなってもおかしくない状況だったのだろう。
担当医にも覚悟はしておくように言われた。
でもここからの母がすごかった。
数日後、容体が安定してくると少しずつしゃべり出し、リハビリも開始。
ひと月もすると自力で起き上がったり、会話すらすることができるようになっていた。
私はこの時頑張って生き延びてくれた母に今もとても感謝している。
もしあのとき、家で亡くなってしまっていたら、病院に着いてもそのあとが無かったら、今の私は決して平穏ではいられなかったことだろう。
なぜなら、この時からお別れまでの1年4ヶ月は母が作ってくれた時間だと思うから。