<6月 コラム> 幸福度ランキング

 日本は2024年版の幸福度ランキングが世界で51位である。世界1位は7年連続フィンランドである。アメリカは23位、フランスは27位、中国は60位である。幸福度ランキングは何を測って評価しているのか。大きく「生活評価」と「感情」の2つの概念を採用している。生活評価の客観的要因として「一人当りGDP」と「健康寿命」があり、主観的要因は「社会的関係性」「自己決定感」「寛容性」「信頼性」を測定している。幸福度の測定は住宅、所得と富、雇用と仕事、社会とのつながり、知識と技能、環境の質、市民参画、健康状態、主観的幸福、安全、仕事と生活のバランスの11項目について、アンケート調査にて行なっている。日本の政治家は、国民に幸福を提供することがその使命だと思うが、国民の幸福度を向上させる視点は感じられず選挙で勝つための施策しか考えていない。政治資金規正法や選挙制度、議員定数削減等は政治家ではなく第3者機関に案を作らせ、その案を国会で議論し国会議員はもっと国民の幸福度を上げる施策を長期的・戦略的に考えて欲しい。評価項目に電気・上下水道、交通渋滞、医療・教育など日本版幸福度を加えて前年に比べてどれだけ向上できたか評価し、幸福度ランキングの高い北欧諸国の施策を取り入れ、幸福度の高い社会を築いて欲しい。 以 上

 

<季節のお花です> 6月 タチアオイ

 

 

6月 ユリ

 

6月 月見草

6月 我が家のバラ