<1月 コラム> 終活 私の場合

 私は70歳、同期の友人が3ケ月前に緊急入院し、1週間で亡くなった。いつ命が果てるか分からない年代である。その日のために終活を考えておく必要がある。まず考えておくべき事は緊急入院や突然死に備えること。(1)遺言書を書いておく (2)緊急時の連絡先を準備し、銀行口座やパスワードも一覧表にして保管しておく。また救急車が来た時に備え、お薬手帳やマイナー保険証などの医療情報もお忘れなく。次に時間を掛けて準備することは、①家財道具を減らす(断捨離)、使う予定がないものは処分する 特に価値ある物は処分先を決めて少しづつ手放していく。②葬儀やお墓、棺に入れる物などの希望をエンディングノートにまとめる。その他家系や自分の経歴なども記録しておく。③『死ぬまでリスト』にまとめて死ぬまでにやりたいことや行きたい所などを明確にし、旅行、美術館、演劇、コンサートなど一つ一つ達成していく。④年金・貯蓄を含め財産計画・使途計画を描いておく。リフォーム工事、施設入所費用、車の更新など数年先までの予定・見込みを調べておく。<私の場合>残りの人生を楽しく幸せに過ごすためサロン活動を通じて子ども達とのふれあいや東子の花の世話をしている。また孫のために毎年おせち料理(写真参照)を作っている。以 上

 

季節の花を紹介します

12月 さざんか

 

1月 おせち料理

こだわり□伊達巻は美味しくないので玉子焼きを入れる □エビは殻付は面倒で手が汚れるため、殻むきとする □数の子は値段が高い割に美味しくないので入れない 

 

<12月 コラム> 石破茂首相戦後80年所感

 10月に石破茂首相(当時)が戦後80年所感を発表した。久しぶりに選挙目当てではない良いメッセージだと感じた。なぜあの戦争を避けることができなかったのか、政治が歯止めと成り得なかったかを述べたものである。歴史認識は歴代内閣の立場を引き継ぐとした上で、<戦争を回避できなかった原因>は(1)軍隊を指揮する権限である『文民統制』が制度上存在しなかった。(2)政府・議会は軍を統制できなくなり、ほぼ全ての軍事費が特別計上され予算審議されなかった。(3)昭和初期にかけて現役首相3人の政治家が青年将校らに暗殺され軍の政策や予算について自由に議論できなくなった。(4)満州事変の頃からメディアが積極的な戦争支持に変わっていった。(5)昭和4年の世界恐慌を契機に深刻な不況となりナショナリズムが高まった。(6)昭和12年頃から言論統制が強化され戦争支持の論調が国民に伝えられるようになった。<今後の教訓>として(1)政治は自衛隊を使いこなす能力と見識を持ちポピュリズムに屈しない責任を持つ。(2)政治は国民全体の利益と福祉を考え長期的な視野に立った合理的な判断をする。(3)政治に誤った判断をさせない役割は議会とメディアであり偏狭なナショナリズムや差別や排他主義を許るさない(4)精神主義の横行や人命・人権軽視をさせない。 以 上

 

季節の花を紹介します

11月 イチョウ 

11月 ピラカンサス

<11月 コラム> 自民党政治は復活するか

 参院選で自公政権は過半数割れとなり、その敗因を自民党が総括し2つの敗因をあげた。(1)物価髙対策(給付案)が国民に刺さらなかった。(2)政治とカネをめぐる不祥事により信頼を失ったという。その他①国民の声を聴く活動や説明が不足し国民と意識のズレがある。②都議選敗北と選挙中の不用意発言があった。③若年層、現役世代と一部保守層が流失した。④閉塞感を持つ国民に十分なビジョンが提示できなかった。⑤SNS等の発信力が弱くデジタル対応に遅れている。等の要因も指摘した。現在世界中でポピュリズム政党が台頭している。ポピュリズム(大衆迎合)政党とは、実現できるかどうかは関係なく政策を掲げ選挙に勝てばいいという政党である。日本でも財源なき減税案を掲げる政党は多い。私が考える自民党の敗因は選挙で勝つためなら旧統一教会でも利用しパーティ券で政治とカネの問題を起こしたことと、更に安倍元総理と黒田日銀前総裁が行なってきた国債を無制限に発行し1000兆円の借金を抱え国の財政を苦しくしたことである。自民党が復活するためには、選挙第一主義をやめ財源の裏付けを持った長期ビジョンを明確にすることである。①税と社会保障制度をどのように進めるのか。②物価髙・関税対策を含めた経済政策のシナリオを作ることである。しかし、おそらく選挙第一主義は変えられないので、しばらく復活はないと思う。 以 上

 

季節の花を紹介します

10月 キンモクセイ

11月 紅葉

11月 クロガネモチの実

<10月 コラム> トランプ関税の不思議

  関税というのは、通常輸入業者が支払し、最終的には一般のコストとして消費者が負担するものである。しかし、トランプ大統領は、関税は外国が支払うもので、関税は消費者価格に転嫁してはいけないと言う。関税によりアメリカは74兆円の税収が増加しており国の財政に寄与しているとも言う。実際の関税はアメリカの輸入業者と消費者が負担するものなので、本当はアメリカ企業とアメリカ国民への増税なのに、そのことを知らされていない。あるアメリカの学者は言う。アメリカはもはや民主主義国家ではない。大統領令と人事権によって行政だけでなく議会(立法)も司法も握っており独裁国家そのものである。唯一選挙で選ばれたということだけがアメリカの民主主義になってる。大統領は法律を守らなくても許されると思っている。トランプ関税の事実や仕組みがアメリカ国民に理解されるには、もう少し時間が掛かるようだ。トランプ関税は日本への自動車他の関税が15%で落ち着いて良かったが、車だけでなく輸出産業には影響は大きく予断を許さない。日米の両国でトランプ関税がどのように進んでいくのか見守るしかない。<追加>映画『九十歳、何がめでたい』(原作佐藤愛子著)より、①世の中に反応すること自体が生きること。②人間、のんびりしようなんて考えてはダメ。 以 上

 

季節の花を紹介します

10月 コスモス

10月 彼岸花

10月 イチョウの実 もうすぐ紅葉

10月 キバナコスモス

<9月 コラム> 米価高騰の謎

 玄米の生産者買取平均価格は、R5年産米は1俵(60kg) 15,315円であったが、R6年産米は23,191円になった。1kg当たり255円から386円(R5年比151%)になった。一方白米の消費者販売平均価格は、R6年1月に5kg2168円からR7年5月には4689円となった。1kg当たりだと433円から938円(R5年比216%)である。R5年産米は玄米255円→白米433円(+178円169%) R6年産米は玄米386円→白米938円(+552円243%)となっている。玄米から白米になると糠が取れ重量が10%減る。白米として消費者に届くまでには精米加工費や物流費が掛かるがR5年産米の経費(利益含)は+178がR6年産米は+552と費用が掛かり過ぎている。これは精米卸小売業者が需要と供給の関係を見て販売価格を吊り上げているとしか考えられない。小泉進次郎農水大臣は古古米備蓄米を5kg2,000円で販売したが1kg当たり400円なので決して安すぎる訳ではなく妥当な価格だと思う。R7年産新米の収穫と販売が始まったが生産者買取価格(概算金)は60kg30,000円(1kg当たり500円)で、近くのスーパー店頭販売価格(税込)は5kg4,600円(1kg当たり920円+184%)です。 今年も米価高騰は続くようです。業界の商習慣を見直し生産者価格の確保と消費者価格の安定化を図って欲しい。以 上

 

季節の花を紹介します

9月 ネモフィラ

9月 千日紅 雪花草

 

<8月 コラム> 昭和恐慌とトラスショック

 1929年(昭和4年)世界恐慌をきっかけにアメリカの株価が大暴落し日本ではアメリカへの輸出品が売れなくなり、景気が悪化し株価が急落して企業が経営難となり企業倒産と失業者が急増した。3年後、犬養毅内閣と高橋是清蔵相は緊縮方針を転換し積極的な経済政策(①公共事業投資②失業対策③消費活性化④軍事費拡大等)を実施し、ようやく景気回復した。今から3年前2022年9月イギリスのリズ・トラス首相は過去50年で最大の大規模な減税策を柱とする財政政策を発表した。財源の大半は国債の発行によって賄う『財源なき減税』と言われ、発表により英ポンドは急落し、通貨・債権・株式のトリプル安を起こした。急激な金利上昇は年金基金にも波紋を広げイギリス中央銀行が緊急介入し、発表から1ケ月も経たないうちにトラス首相は辞任した。現在の日本もトランプ関税の影響を受け、財源なき減税を選択する可能性もある。トランプ関税は25%から15%に減免されたが、アメリカの貿易収支の状況によっては、アメリカへの輸出が減少する可能性は大きく、そのことによって不景気(倒産・失業)にならないとは限らない。関税後の経済政策に注目したい。歴史や他国から学び、昭和恐慌やトラスショック(トリプル安)のような事態に日本が陥らないことを祈るばかりである。  以 上

 

季節の花を紹介します

7月 サルスベリ

7月 ハス

7月 ふよう

<7月 コラム> 日本の国家財政

  日本の国家財政の実態はどうなっているのだろうか。まず国の借金(国債と借入金残高)は2024年12月末時点で1,317兆円、国民一人当たり1,000万円を超える。令和6年度の国家予算総額は112兆円、【歳入】予算額は①税収69.6兆円、内訳は個人所得税18兆円(25.7%)、法人税17兆円(25%)、消費税23.8兆円(34.2%)、相続税3.3兆円(4.7%)、②公債金(借金)35.4兆円(31.5%)、③その他収入(資産売却・印紙収入等)7.5兆円(6.7%)です。消費税の重大性を感じます。一方【歳出】は①社会保障費37.7兆円(33.7%)、②国債費(利払)27兆円(24.1%)、③地方交付税17.7兆円(15.9%)、④防衛関係7.9兆円(7.1%)、⑤公共事業6兆円(5.4%)、⑥文教科学振興5.4兆円(4.9%)、⑦その他9兆円(8.1%)です。社会保障費と国債費で半分以上です。今月20日に参議院選挙があるが大企業に増税して消費税を廃止するという党もある。法人税の増税では消費税はカバーできないと思う。政府与党は一人2万円(子ども・非課税世帯には4万円)の給付を税収の上振れ(約3兆円)を使って実施するというが、国の借金を考えるとそんな余裕はない。黒田日銀前総裁は、自国通貨の国債発行は破綻しないと言ったが、経済学者や金融専門家は否定しており、円の大暴落はありえるようだ。以 上

 

季節の花を紹介します

6月 ゆり

 

7月 ひまわり

7月 あじさい

 

 

 

<6月 コラム> 『東子に花を育てる会』発足

 サロンのメンバー門前さん(82)が、ご主人を亡くされ約32年間育ててこられた田口東子(東橋川沿い)の花を一人で維持することは難しいと言われていましたので、サロンの有志で一緒に引き継ぐことにしま した。作業内容は①草取り(草が伸びないうちに、時々草取りする)週1~2回程度 ②夏場の水やり(川からポンプで水揚げ散布する)週1~2回程度 ③季節ごとの種まき、植え替え、肥料・消毒散布等です。(例)マリーゴールド5月種まき6月移植、パンジー、ビオラ12月苗植え。サロンのメンバーのほとんどは後期高齢者なので、町づくり助成金を活用し、安全のためメッシュ生地(蛍光色)のベストを着用し日陰設置やこまめな休憩・水分補給(各自持参)など熱中症対策をします。活動日は通常サロンの翌日木曜日午前8:30~9:30に車1台を出して交代で1時間程度の作業とし天候等により都度決定します。12月のパンジービオラの苗植えには小学生や地域の人にも声を掛けて参加してもらい、地域活動として『東子の花を育てる会』を続けていきたいと思います。6月はこの東子にタチアオイ(H1.5m)が約40mの長さで咲きます(表紙写真)。ネットやマスコミにも取り上げられるお花ですので、一度見に行ってみて下さい。『人生は喜ばせごっこ』 以 上

 

季節の花を紹介します

6月 タチアオイ

 

6月 サルビア 

<5月 コラム> 目指すべき国家像

 今の国会議員には与党も野党も日本をどのような国にしたいのかその長期ビジョンが見えない。選挙に勝ち国会議員になることばかり考えている。こんな目指すべき国家像(案)はどうだろうか①段階的に年収600万円まで個人の所得税を無税にする無税国家。②一方消費税は軽減税率を5%に下げ、一般消費税は5年毎に2%づつ上げて欧米並みの20%にする。③所得税に代わって目的を明確にした遺贈寄付や任意の寄付制度があっても良い。④そして財源の数値的裏付けを持って子どもの医療費、教育費を無料にし社会保障制度を拡充する。2023年に海外視察と言ってパリのエッフェル塔の前で写真を撮っていた国会議員がいたが、渋沢栄一は明治維新前にパリ万博を訪問しその後1ケ月半ヨーロッパ諸国を視察して、帰国後日本に鉄道や銀行などを導入した。明治政府の岩倉使節団(伊藤博文、津田梅子等)は欧米を1年10ケ月訪問しその後の日本に大きな影響を与えた。今、海外視察をするのであれば、幸福度ランキングが高い北欧の社会保障制度ではないだろうか。保育所、学校、介護施設、医療施設、税制・社会保障制度など日本に取り入れるものがある。観光地を見て回る視察ではなく、本気の海外視察で日本の目指すべき国家像を議論できる国会議員になって欲しい。以 上

 

季節の花を紹介します

4月 つつじ

 

5月 フクロナデシコ

5月 パンジー・ビオラ・ヤグルマソウ

<4月 コラム> 昭和的価値観

  兵庫県の斎藤元彦知事が百条委員会の調査報告書でパワハラと認定され、中居正広氏の女性アナ問題で第3者委員会はフジテレビの企業風土に起因していると指摘した。こうしたパワハラや企業風土は昭和的価値観によるものだと思う。昭和的商習慣では、仕入先から買いたたきすることで利益を出すことが当たり前で、社内では上司やトップへの忖度はサラリーマンとして常識であった。またトップも人事権を使えば社員や部下に何でも命令できると思っている経営者も多く、実際人格を否定するような発言をする上司もいた。今でもそれが当たり前だと思っている年長者は多いと思うが、そういう価値観が通用しないことに気づくべきである。何故なら、仕入先も部下も組織にとって重要なパートナーであり、大事に思う心が大切である。アメリカのトランプ大統領はディール(取引)を手法にしているが、実際は脅しを使って取引しようとしている。4月から相手国を無視して追加関税を導入したが、困るのは相手国だけではなく、自国アメリカ国民であることを証明することが大事だと思う。日本だけ関税の免除を願うのではなく、追加関税のデメリットをアメリカ国民と世界中に気づかせる政策が大事だと思う。こういう昭和的な価値観はもう通用しないことを気づいてもらうしかないのです。以 上

 

季節の花を紹介します

3月 ハクモクレン 

3月 ミモザ

4月 水仙

4月 椿

4月 菜の花

3月 サンシュユ