(昨日のブログを先に読んでくださいね^^)


昨日とうってかわってちょっとまじめに。


ヨシダショウインの一連のG1の敗北、1番の責任は私にあります。


私のローテーションの組み方の悪さですね。


放牧を挟まずに東京優駿(4着)、宝塚記念(3着)、ジャパンダートダービー(2着)と走らせたわけですが、皐月賞終了時に、私はこれらのレースを「ベストの状態で走らせれば」、以下の確率で勝てるのではないかと踏んでいました。


東京優駿 40%

宝塚記念 70%

ジャパンダートダービー 100%


結果的にみると、当たらずも遠からず、ダービーがもう少し低かっただけというところでしょうか。


しかし、欲を出して3つ勝ちにいって、全敗してしまった><


振り返ると、どう考えても東京優駿は条件が悪かった。

騎手能力と距離適性、どちらも全然ダメなのに、無理してでも勝とうと調子をピークにして出走させ、不利枠も相まって惨敗。

それにより2連勝中の上がり馬補正も失ってしまいました。

(以前も述べましたが、経験上、一般的に言われている上がり馬補正の条件に合致していなくても前走が勝利していると次走のパフォーマンスが良くなることが分かっています。連勝していればいるほどなおさらです。)


で、東京優駿から宝塚記念まで馬の調子は落ちる一方なため、調子落ちを加速させる調教は全くせずに宝塚記念へ。

それにより、出走時には持続・スタミナ・根性のパラが大幅に落ち、酷い状態に・・・><

ベストとは程遠い状態で、とんでもなく悪いタイムになっちゃいました^^;


一方、皐月賞で負かしたデストラーデは、次走にメンバーのかなり手薄なG2金鯱賞を選び、(おそらく)調子7割程度で勝利。

前走勝利というアドバンテージを持ちながら、ベストの状態で宝塚記念へ。

この時点で、完全に形勢が逆転してしまいましたね><

ヨシダショウインの敗北とデストラーデの勝利は必然だったのでしょう。


さらに、不利枠であろうが100%勝てるはずだったジャパンダートダービーは昨日のブログに示したようにあまりにも酷い調子での出走。

しかも「6週連続調教なし」という、POして数日後の馬以上にパラが縮んだ、まさに踏んだり蹴ったりの状態で出走させてしまい、さらに不利枠も相まって敗北。


自業自得ですね・・・。


では、どうすれば良かったのか。


結論は「勝てる可能性の少なかった東京優駿へは出走させるべきではなかった」


これに尽きますね。


次の2通りのいずれかを採ればジャパンダートダービーの勝利はもちろんのこと、宝塚記念も高い確率で勝てたと思います。


1.宝塚記念直行


きちんと調教をしてベストのパラ、ベストの調子で宝塚記念へ。2連勝中のアドバンテージも加わり、勝利は堅かったでしょう。その直後のジャパンダートダービーは疲労も少なく調子もパラも大して落ちることなく楽勝だったと思います。


2.調子7割程度で金鯱賞に勝ち、ベストの調子で宝塚記念へ


金鯱賞でデストラーデを破っていれば、ヨシダショウインは3連勝で宝塚記念、デストラーデは前走敗北の状態ですから、さらに宝塚記念での勝利の確率は上がったでしょう。宝塚記念の時点で調子がピークならば、次のジャパンダートダービーも確実に勝てました。


こう考えると、あわよくば3連勝と欲を出した私が明らかにヨシダショウインを潰してしまいましたね^^;


これまで「パラの低い馬&アビのない馬」を「騎手の育成」と「万全の仕上げ」でG1に勝たせてきたことを自分の誇りにしていましたが、初めてパラの高い馬を所有したら、欲が出てその基本・原則をおろそかにしてしまった・・・。


とてもいい教訓になりました。


高パラ馬を所有している3040の諸君、このことを自分自身にも肝に銘じてください。


欲や焦りは自分を見失わせます。


私は(ネタ的に)爺のせいにすることが多いですが(笑)、実際は全て自分のせいだと思っていますよ^^


自分の責任には目をそらし、周りのせいにしているだけでは、決して強くはなれません。


勝てると思っていた馬が負けた時はそれはなぜなのか、どうすれば勝てたのかを必ず自分でしっかり考えてみてくださいね。