11月末から12月に掛けて娘が肺炎で入院してました。前日38度の熱が出て、その後息苦しくなり、喘息だと思ってましたが、酸素不足で入院してレントゲンを撮ったら肺炎だった。


娘の主治医には熱のことも話していたけど、喘息だと判定していて、レントゲン見るまで肺炎とは全く思ってもいなかった様子。


病院に払う入院費用は四日間で17万円。主治医への支払いが別に4万円弱。1日1回、5分程度しか来ないのに、高くてびっくり。しかも入院するときに別に5000円も診察代はらってるのに。こんなにお金ないよって泣きついたら一万円割引してくれたけど、肺炎も見抜けない程度の医者がこの値段は酷いと思う。私達がここのATMで1ヶ月に下ろせる現金のMaxが30万円までだから、どれだけこの医療費が高いかがわかるでしょう…。


それでも、回診に来てくれた別の医者が「ネフライザーの機械が家にあるなら持ってきた方が良い。ここの機械を使うと高くつく」と教えてくれたので入院した翌朝には持参。それでも17万だから、持参しなかったら実際支払いできなかったかも…。


主治医からは娘の回復が早いと驚かれました。普通は四日間では退院できないそうです。だから娘の免疫システムはすごく良いんだろうって言ってた。でも、つい1ヶ月前くらいには2週間に一度高熱が出たり早退したりしてたので受診した時は「免疫力が弱くて次々と色々な菌を貰ってきちゃうんだろう」と言ってたのにね…。その時処方された栄養剤でこんなすぐに免疫力が上がるものなんでしょうか?適当だな…と思いました。日本で多くの方々が祈ってくれていたし、免疫力じゃなくて主の癒しだろうに…と思う母。


退院しても暫くは自宅療養と言われたので学校を沢山休むことになりそう…と思っていたら、相次ぐ地震で学校がお休みになりました。フィリピンは建物がヤワなので、安全確認できるまで暫く自宅学習にする様教育委員会からのお達しだったみたいです。お陰様で授業にも入院中だけの遅れで済みました。


そうそう、この退院した日の晩から地震が続いてたので、土曜日に退院できて良かったと思いました。


前回、8月に病気になった時は抗生物質のせいか、胃が荒れて大変でした。(その時の医者より今回の医者ー娘が幼少の頃見てもらってたーの方がまだ信頼できるけど、こんなに高いと実際払えないので医者を探さないといけないな…。)その時も完治して10日後くらいに謎の蕁麻疹が出て2週間くらい悩みました。娘がアレルギー出ない食物を食べても出るし、何も食べなくて出るし。


そして今回の入院後も完治してから10日後くらいにやはり謎の蕁麻疹が。今回も食べ物関係なく毎朝学校で出てました。そして今回の方が酷かった。長時間出てたし日に何度か出たりして。ストレスが高いテストの時や嫌がる勉強をし始めると出たり。かなり広範囲に凹凸のある酷い蕁麻疹だったので心配しましたが、2週間強で治りました。


どうやら抗生物質を飲むとそうなるみたいです。今回は2種類の抗生物質を口から、もう一種類別の抗生物質を点滴から摂っていたので体への負担が大きかったのかも。実は8月に処方されて嘔吐が止まらなくなった抗生物質と同じものが処方されたので、医者にお願いして別の抗生物質に変えてもらいました。(この時も主治医がいなくて結局入院先の別の医者が対応してくれて助かりました)。以前アレルギーが出た抗生物質はペニシリン系だそうで、今回は非ペニシリンにしてくれたので、下痢もなく無事でした。


入院中、私達の体温計が盗まれました。がっかりです。


そして、娘が使っていた酸素を指で測る装置が盗まれる現場も目撃してしまいました。入院する晩、部屋が空くまで待っていた時です。帰宅前に私服に着替えた医者が娘の所にやってきて、娘の頭を撫でながら、指に付けていた酸素の計測器をサッとポケットに入れたのです。私は、「え?もう計らないでいいの?」とびっくりしましたが、医者に何も言えず…。その後、看護師が入ってきて娘の指に計測器がないのに気づいて聞いてきたので、医者が持って行ったと伝えました。翌日と退院する日も看護師が来て、何度かあの機器は?と言われたので部屋に入る前に医者が持って行ったと伝えましたが、探し続けてたので多分、医者が盗んだんだなと思いました。


体温計を盗む看護師に病院の設備品を盗む医者…。もうBrokenshare Hospitalには入院したくないなと思いました。ここは宣教師が建てた病院だと聞きましたが神の愛が聞いて呆れます…。そりゃあ、キリスト教の神は愛の神、赦しの神だけど、でも十戒ってものもあるんですよ!と言いたい。


あー、どこかに良い病院はないものか。。マニラでは世界トップレベルの治療が受けれる病院があると聞きましたがダバオでは質が悪いのに高いという病院しかない様です。フィリピン人の友達の娘はダバオで病気が判定して貰えず、アメリカ人にお金出して貰ってマニラに行ったら小児リュウマチだったことが判明。ダバオではそんな事すらわかる医者が1人もいない…そんなレベルだそうです。また別の友達は医者に処方された薬で返って危なかったと言う話も聞いたし、ほんと恐ろしい。


病気になると日本に帰りたくなります。