令和時代の憲法に必要なキーワード | 大自由の翼のブログ

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今夜も令和哲学カフェに参加しました。



月曜日は、豊かさやウェルビーング、ベストビーングについて取り上げています。


今回は、憲法の精神について取り上げました。


大日本帝国憲法と日本国憲法のプレゼンが21歳の若者からありました。かなり難しかったようですが、何とかやりきった姿を見て拍手喝采。大日本帝国憲法は意思決定基準が天皇にあったので、国民の権利が制限されていたというのはあったけど、意思決定スピードが速かっただろうと思ったのに対して、日本国憲法は、国民に権利が与えられた分、自分の判断基準で物事を決める必要があるので、共同体を大切にしていた日本人には少し負担が大きかったのかなと感じました。


日本国憲法は個人主義社会がベースにあると感じましたが、人間の観点が元々バラバラであり、それを天皇という絶対的な基準で統制していたものが、それが個人に委ねられたので、共同体が壊れるきっかけになり、日本の意思決定スピードを遅くさせて、今は日本人を孤独孤立に追い詰めている面もあるのかなと感じました。


その後、令和時代の憲法に必要なキーワードのディスカッションを行いました。尊厳とか、共通土台とか、世界憲法とか、絶対平等、スタート地点を一緒にさせる、世界が統合される方向性の議論がなされました。また今ここ無条件に最高になるという意見が出ましたね。


最終的な整理としては、まずは個人が無条件に今ここ最高の歓喜を得ること、その上で、80億人が共有できる共通土台を持つこと、そこから尊厳の定義、人間の定義をして、宙船を作るという流れになったかと思います。


令和哲学者ノジェスさんのコメントで、憲法に記載する内容として、セックス、妊娠、出産の神聖さを盛り込むべきだの話に全くイメージになかったので驚きましたが、尊厳や人間の定義や規定とも繋がる話だなと気付かされました。


今回の話を聞いていて、個人的には憲法を作る前に、世界基軸教育が必要になると感じました。憲法を文書化しても、アナログ言語では共通土台を持つことが難しいので、151デジタル言語を学んで共通のイメージを持つことが大切だと感じました。