日本型経営 | 大自由の翼のブログ

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昨夜も、令和哲学カフェを視聴しました。



昨夜はあまり体調が優れず、所々聞けない部分はあったので、ツラツラと書いてみます。


火曜日は1961年から1975年を取り上げているのですが、その中で、日本型経営の話がありました。


この時代は、戦後の朝鮮戦争特需から、いくつもの好景気で、日本が世界第二位の経済大国にのし上がっていく時代ですね。


この時代はダッコちゃんの流行や東京オリンピックの開催、所得倍増計画などがありました。

好景気の背景には、朝鮮戦争やベトナム戦争があったり、神武景気の背景には、内需主導などがあったことなど、背景が分かるとより面白くなるなと感じました。


今回は、日本型経営を取り上げましたが、特徴として、終身雇用、年功序列、企業別組合、企業集団が挙げられました。労働者が、企業の中で出世して、社長にまでなれるというのがその時代の日本企業の特徴になっているのですね。確かに日本以外ではあまり考えられない組織形態だなと感じました。

また、この時代の経営者は、松下幸之助に代表されるように、企業の利益は追い求めつつも、個人の利益より公益や社会の利益を考える経営者が多かったのではないかと思います。

松下幸之助が、持てるものが出すのは当たり前という、平等意識、同胞への思いやり、責任感が存在していたと説明がありましたが、私も会社に入社当時そのような雰囲気がまだ残っていたなと感じています。


そんな日本型経営について、強みと弱み、その弱みを認識技術がどう保管できるかをディスカッションしました。


運命共同体を作ったけど、新しい価値を作れなかった。認識技術は不変に価値を置ける。


武士道精神はあったけど、ミドルアップダウンの仕組みで意思決定スピードが遅かった。認識技術は個人だけでなく集団で意思決定構造を作り意思決定スピードを最高にすることができる。


他の追随を許さない高品質高性能を世に出せたけど、モノが溢れている社会ではそれが弱みになる。認識技術はオールゼロ化して新しい価値を生み出す。ゼネラリストを作る。


団結力を作れたこと。頑張っただけ報われるので、自分のことを考えなくていい。ポジションが保証されて、安心して目標に向かえる。しかし、過去の成功に囚われて、自由になれずに、新しいチャレンジが生まれない。認識技術は過去を含めて全てオールゼロ化できて、洞察力を持ってチャレンジできる。


一点集中ができる。自分の人生をオールインできる。しかし、役割に固定されてマンネリしやすい。認識技術を使えば、イノベーションを起こせる。


そんな意見が出ました。

確かに、あの時代は、武士道やSAMURAI精神を引き継いで、団結力がすごかったと思います。また戦後復興、高度経済成長、所得倍増計画など、比較的分かりやすい目標があったので、日本人の意識が一点に集中しやすい状況だったなと。

日本型経営は、このような環境状況において、最適だったと思うし、だからこそ、急激な成長を遂げることはできたと思います。


しかし、その後は明確な目標を見出せずに、また能力主義や個人主義もあって、意思統一が非常に取りづらい状況もあり、個人が孤立孤独になりやすくなりました。

これは今までは、共同目線でビジョンを共有できて団結できたけど、今は共有できるビジョンが見えにくいので団結しにくいですよね。


その点、認識技術は、まず共通土台、共同出発を作り上げるので、ベースが絶対安心になり、孤独孤立を脱却できることが今の時代の強みになると思いました。

そして、そこからチームプレイを作り、共通のビジョンを作りやすくなると感じました。


そして、日本が本来求めている真の平和社会、世界恒久平和を作るという共通のビジョンを持ち、そこに邁進できるようにさせると感じました。


令和哲学者ノジェスさんは、日本は個人が真理になっていないこと以外は成功していると。江戸時代までは、JAPANで成功して、明治維新から今までは、not JAPANで成功。後は二つの事件を融合するだけ。個人が真理になり、生産手段革命を起こして、最高のチームプレイで世界を和する和業革命を起こすというまとめは見事でした。


認識技術が、日本人の心を興奮させる機能があることが分かりました。