今夜も令和哲学カフェを視聴しました。
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今日は吉田松蔭を取り上げましたが、もう感動を超えて感嘆しました。私が言葉で説明しようとすると、安っぽく感じてしまう、そのくらい松蔭のあり方がすごすぎると感じました。
今回は、原田卓さんが吉田松蔭のプレゼンをしてくれました。
細かいことが思い出せないので、私の感想を書きます。
1. 体は私、心は公、体を心に従わせるのを大人といい、その逆を小人と呼ぶという話を聞いて、A=not Aをわかっていた人だなと感じたし、絶対世界も分かっていた人だと感じた。
2. 生きることにも死ぬことにも拘りがない、生も死もないことを分かっている人だったと感じた。生死を超えた生き方、死に方勝負をしていた人だと感じた。まさに心人間という感じ。
3. 松下村塾の門下生を弟子と呼ばずに諸友と呼び、仲間を大切にしていた。仲間のためなら死ねる人だと感じた。また、どんな人にも分け隔てなく交流しているエピソードがあり、囚われない心で生きていた人だと感じた。
4. 30歳で死を宣告されても、死に恐怖することは一切なく、最後まで心人間を貫いた人だと感じた。死に際の話を聞いて、ソクラテスやジーザスの死に際の姿勢態度に共通するものを感じた。
5. 死に際にも、自分がやったことは当時の法令違反だということは分かっていたけど、それをやったのは、ただ大和魂に従っただけという話にひたすら心人間に徹して生きた人だなと感じた。
6. 何の言葉でそう思ったか忘れましたが、松蔭の持っている倫理道徳観を聞いて、カントの定言命法とも通じると感じました。
というわけで、とにかくあり方に一貫性、完全性、大器、美学を感じ、原田卓さんが解析していた生死一如、美学実践、大和魂という言葉がとても当てはまるなと感じました。
吉田松蔭のような人間を生み出す日本の風土、倫理道徳、武士道、侍精神も見事だなと感じるし、それを引き継いでいる私たち日本人が今何を知り、何を実践し、何を希望すべきなのか?を真剣に考える時が来ている、そんな感じがしました。
こんな人がいたから、松蔭から学んだ人たちが明治維新の主役になったのだなと感じました。
私の説明は少し安っぽくなるのは否めないので、アーカイブを見て欲しいです。まさに鼻血が出そうなくらいの感動と衝撃を味わえると思います(笑)。
そんな流れを受けて、明日の葉隠の話がどうなるか?楽しみになりました。
