本日は仕事でリアルタイムでは参加できず、ビデオ視聴となりましたが、以下の動画を視聴しました。
本日は今までとこれからの文化芸術についての話でした。夜も遅いので簡単に書きます(苦笑)。
全ての森羅万象は点から始まり、それが人間の感情、考え、行動、生活習慣、文化、時代になっています。現代は、この点の始まりが科学万能主義がベースになっています。この科学万能主義は、物質文明の発展を促した半面、環境破壊や人権侵害、戦争などを起こして、今はAIが登場して、人間の尊厳が脅かされる事態であり、このままいけば2050年には地球から人類がいなくなるとさえ言われています。
従い、この状況を変える必要がありますが、何を変えるのか?
科学万能主義は、目から見た情報を「有る」と認識するところから出発しますが、この「有」から出発することが問題です。目で見たものは事実を見ているのではなく、個人個人の解析を見ているだけ。その有をベースにした点を変える必要があります。
そのためには、無(心の目)から出発して感情、考え、行動、生活習慣を作り、心文化を作り、時代を作るという話がとても響きました。
無から有を生み出すことが芸術であり、それをアーティストなど特定の人だけでなく、人類ができるようになったら面白いことになると感じました。
トークライブでは以下のノジェス氏の投げかけに対してゲストが答える形で進みました。
芸術文化が所有している特徴、差別性とは?
コロナ時代以降の必要な芸術文化はどんなふうに変化しているのか?
多様性が開いた時に人類をまとめることができる芸術文化は誕生するのか?
かなり壮大な投げかけでしたが、話を聞いていて芸術の定義がこれまでと変わる必要があると感じました。
これまではトレンドを追いかける、数値を追いかけていましたが、これからは独自性や創造性が大切だと感じました。と同時にその独自性や創造性を深いところで共感でき理解できる能力が必要だと感じました。
そのためには共通土台をベースにした独自性や創造性を発揮できる場が必要だと感じました。
その共通土台とは無から有を生み出す仕組みであると感じました。
また、人類をまとめる芸術文化を誕生させることができるのか?という質問に芸術ベースは難しい文化から入らないとという話がありました。
東洋と西洋では文化が大きく違うので、その発言は一理あると感じましたが、これもやはり芸術の定義をどこに置くのか?でその違いを統合できるできないのイメージが変わるなと感じました。