スガシカオのファンクラブ限定イベント『FKT-Meeting~春の宴~』に参加すべく Zepp Osakaに行ってきた。
大阪のこの日の天気予報は曇りのち雨、降水確率50%。
会場に向かう前から雲行きがあやしかったのだが、コスモスクエア駅を出た途端ポツポツ…と降ってきやがった。
この土地は埋立地なので強い海風も吹いて気温も低い。「ああ、やっぱり今日はスガシカオのイベントなんだな」と虚しい納得をしてみた、King of 雨男。
行ったことのある方はご存知だろうが、Zepp Osakaというのは非常に辺鄙な場所にある。
展望台が有名なWTCビルのような超高層建築と野っぱらが混在している場所で、マンションがポツポツ建っている以外はとりたてて目印になるような建物が無く、多分1人だったら確実に迷子になっていたに違いない。
今回、Zepp Osakaの立地条件の寂しさを知っていたので、数少ないスガマニア友(本当に少ないんだよ、スガマニア友って…)のダイヤルMさんと待ち合わせをして会場の行き帰りご一緒させて頂いた。
小雨と強くなる一方の海風の中、スガシカオを恨みつつ、4時頃にZepp到着。すでに会場前にいる人、Zeppにくっついているレストランはすでに満員。
店内からスガシカオの『Cloudy』が流れてきてどうやら今日のZeppはスガシカオ仕様らしい。「まさに曇り空だよシカオちゃん…」と、2人で店の外で席が空くの待っていると、
『スガシカオ 限定カクテルorソフトドリンク 斜陽』
斜陽とは、アルバム『PARADE』収録のまぁ、マイナーな曲である。「なぜこの曲なのか?斜陽どころか、今日太陽見えないよ?」と話しながら、すかさず携帯で撮ってしまった。
500円…祭りの夜店とかで普通売っていたら絶対に手を出さない1品である。実際そんなに売れている様子は無い。
しかしまがりなりにも自称スガマニアのブログ書きとして、妙な使命感が湧いて来てしまい、ダイヤルMさんと二人で飲んでみようじゃないか。ということになり、アルコール無しの500円の方を注文。
ダイヤルMさんによると、“斜陽”カクテルにはリンゴジュースらしきものとカクテルリキュールらしきものを入れていたのを確認したとの事。
「よく混ぜて飲んでくださいね」とお姉さんに言われ、オレンジとイエローのグラデーションのスガシカオ限定カソフトドリンク“斜陽”を手にレストランの空いた席について早速飲んでみる。
こ ど も の の み も の
でカンパーイ♪byサンガリア。
リンゴとオレンジジュース?パイナップル?とにかく2種類の果物の味がする微炭酸のフルーツジュース。
バャ○ースみたいなチープな味ではない、ちゃんとした果汁の味はするものの、なんつうか、フルーツ三ツ矢サイダーというか、小学生が友達の家に遊びに行った時にそこのお母さんが出してきてくれそうなジュース。
とりあえず“斜陽”の曲のイメージからは、遠い。
これにアルコールが入った所で、味は子供の飲み物には変わらないのだろう。
「あ!このカクテルって、スガシカオだからリンゴジュースが入っているんでしょうかね~」※『リンゴジュース』という曲がある。とか、
ダイヤルMさんが頼んだポテトについてきた終演後に使えるレストラン割引クーポンが黄色だったをの見て「♪黄色いサ~ビスク~ポンで~ですねっ」とか、
「この限定カクテル、別のミュージシャンのイベントの時は名前変えて売ってるんじゃないか?」などと言いながら「最近あんまスガシカオ聴いてなかったけど、こういう“多分この日しか人に語ることのないスガシカオネタ”を言っちゃうあたり、やっぱり私はマニアなのだろうか」と気付きつつ、こどもののみもの、もとい、“斜陽”をずずっとすすった。
次回本編レポに続く。