プリズムの夜 | あなたの夜を埋める物

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 ACIDMAN プリズムの夜


ACIDMANの『プリズムの夜』を借りてきた。

発売前にサイトで1部分は視聴していたのだが、今日3曲とも通しで聴いてみて、視聴時に感じた自分の評価は変わらなかった。

2曲目と3曲目が良すぎる。

2曲目のインスト『Dawn Chours』と、3曲目のシンプルストーリーの別アレンジバージョン『シンプルストーリー(second line)』の魅力に『プリズムの夜』が自分内でどうしても勝てない。
『Dawn Chours』の半音ずつ、徐々に上へ、空へ、宇宙(そら)へ、上がって行きそうな音の階段と、繰り返す、流れる、かき切る、それぞれのギターの音色がかっしょいい。

『シンプルストーリー(second line)』はただただ、ピアノが凄い。
軽やかに、圧倒的な鍵盤の音数が高速で原曲を鮮やかに塗り変えて、それにACIDMANも応えているといったところ。私はジャズっぽい編曲に弱いが、この曲はまさにジャズど真ん中!だが歌っている人は大変そう。サビなんて聴いているだけでも息が切れそうだ。

『プリズムの夜』も勿論悪くはナイ。早速PCに取り込んで、携帯に落とした。きっと、今日みたいな一層空気が冷たくなった夜の帰り道、自転車に乗りながら聴くのにぴったりだと思う。
ACIDMANのスリーピースの音に厚みのあるストリングスで構成され、かなり乱暴に言ってしまうと、ACIDMAN版『夜空ノムコウ』。


未来は星降る夜に 全てを包んでくれるのかな?
名前も無くしたままに 飛び立つ鳥の正しさは
いつまでも
笑っていられた ただそれだけで



ね、それっぽくないすか?夜空に自分の未来について、想いを馳せるところが。

『プリズムの夜』は難解な歌詞のACIDMANの楽曲の中では、幾分優しいというか、使われる言葉が柔らかい。しかし前作『スロウレイン』、ちょっとさかのぼって『イコール』、あと探せばもっとあるのかもしれんが、「繋がる」という単語登場率が多い多い。
「そばにいる」でもなく、「結ばれる」でもなく、「繋がる」。大木伸夫のこだわりなのか、機会があれば考えてみたいところだ。今日は考えない。面倒くさい…からじゃないよ、ええ←嘘くさい。


帰り道 夜空の先に 未だ見ぬ日々の優しさに
時間を止めてみたら 貴方の声が聞こえていた
いつまでも
いつまでも

笑っていられた ただそれだけで


「2007年春ライヴツアー決定 詳細は12月1日オフィシャルHPで一斉発表……頼むから香川に来い。」
■ACIDMANオフィシャルホームページ http://www.toshiba-emi.co.jp/acidman/