今日売りのスピリッツに二宮ひかるの読みきりが掲載されているので立ち読みしてきた。
祝・復活パチパチ~♪なのかどうかは今後しだいなのだが、まあ嬉しいものです。
「娼婦になりたい、誰でもいいからヤッてみたい」
という女子高生の欲望をあっけらかんと描いている微笑ましくもちょっぴりせつない話。
セックスシーンが出てこないので物足りない二宮ひかるファンもいるかもだが、これもアリでしょう。
そういえば先月はコンビニコミックス版『ナイーヴ』が発売していたっけ。
この人のセックスの扱い方が好きだ。
「こういうことは自分にはないのかもしれない。けれどあるのかもしれない」
という日常へのすべりこみ具合がいい。
まったくもって女はナゾで、しかし女の方はそれに気付いていない(多分)。
おとなしいけど何を考えているか分からないオンナが一番大変だ。
『ナイーヴ』を読むとそう思う。