ちょいモテオヤジ研究室 -4ページ目

センクラ

このまま秋になってしまうのだろうか、というほど涼しかった先週。
一転して、今週は厳しい残暑が続いております。
昨日・今日は、ノーネクタイの人々が巷で復活していました。

思えば今年はネクタイをしないビジネスマンが増えていたように思います。
それが「最初からしていない」のか「打ち合わせの帰りに外した」のかは
わかりませんが、駅や街頭で見かける人々は、まるで振っ切れたかのように
今年はネクタイをしない人が多く増殖していたのでした。
政府が「クールビズ」を提唱してから何年経ったのだろう・・・

「センクラ」という言葉が男性ファッション誌を賑わせたのは
いつ頃だったでしょうか。
センツァ クラヴァッタ、
伊語でスーツ等でもネクタイをしないスタイルのことですね。
私は当時から、そして今でも、
そのスタイルを(クールビズだと思われようとも)
ほぼ貫いているように思います。冬でも。

さて、その上で思うのですが、この時期、ネクタイをしないでいて、
「最初からそうしている」のか、
「暑くてたまらないから外した」っぽいのか、
の違いはどこにあるのでしょうか。

まずはスーツが、細身、そして2ッボタン
(パンツはノータック)であるかどうかです。
ゆるいシルエットのスーツで、ノーネクタイだと、
どうしても「さっき暑くて外した」感が満載になります。
ジャケット&パンツの場合はまだそうでもないと思いますが、
スーツの場合は顕著です。
これは今の流れではどうしようもないかと思われます。
あとはシャツです。
襟が高いタイプ、第一ボタンがないタイプなど、
なにかしら「あえてネクタイしてないんだ」テイストが多少なりともないと、
どうしても「さっき外した」=疲れてますビジネスマン、という感じが
否めなくなります。
まあ、実際暑いし疲れているからしょうがないんですけどね。

それにしても、センクラという言葉はいまや死語になりました。
スタイルとしては完全に定着していますが。
ラクでいいのは、ほんと、ラクでいいです。
暑いからどうこうではなく、本来、ネクタイなんか
したくないのかもしれません・・・。
もちろん、ネクタイで自己主張を楽しむ人も多いでしょう。
(聞くところによると、特に裁判官なんかは、法衣で隠れて
スーツは楽しめないから、そうだっていいますけど・・・
それにしても派手なのはできなさそうだから、
本当に渋いところでお洒落を磨き競うのでしょうね)

ところで、スーツは2ッボタンで細身(ノータック)と書きましたが、
(特に若者に多い)尻が半分出る上着の短さは、
どうにも好きにはなれません。
メンズクラブ世代としてはどうしても譲れないところです。
(かといって長すぎるのもすごくみっともないですけど・・・)
石津謙介さんやくろすとしゆきさんに教わってきたことが
染みついている世代には、そういうところは絶対無理ですね・・・。
まあ、石津さんはいろいろリベラルなところもありましたけど。
(一説には尻が半分出る上着は欧州では同性愛の印といいますが
本当のところどうなんでしょう)

扇風機

扇風機


暑い日が続いております。
冷房ガンガンですね。
冷房と扇風機を併用すると、効率がいいらしいです。
確かに体感温度が下がります。
扇風機だけでちょうどいい季節が、いちばん気持ちいいですね。
うちには、なぜか扇風機がいっぱいあります。
みんなどこかミッドセンチュリーテイストです。
このダブルの扇風機は、大きさ最大級。
なんでダブルファンなんでしょうか。
工場とか用なんでしょうか。
右左それぞれ独立してON/OFF 強/弱 の設定ができます。
風力は強いです。
でも、上下左右の風向調整はまったくできません。
そういう面の便利さは持ちあわせていません。
無骨さがウリです。

世の中でもっと扇風機が見直されることを望んでいます。

デジタルカメラ4

さて、Cyber-shot. DSC-H3 です。
ソニー


撮像素子の小さいコンパクトデジカメは、
被写界深度(ピントが合う範囲)が深く、
従ってずっと後ろまでピントが合ってしまい、
ベッタリした画像になると前に書きました。
バックをぼかして、
人物などの対象を浮かび上がらせることができないんですね。

それを解消する手段を、ズームに求めました。
望遠になるほど、ピントが合う範囲が小さいので、
倍率の高いレンズがいいわけです。
(ただしデジタルではなく光学での倍率でなければ意味がありません)

LUMIX FZ18は光学18倍ですごくいいんですが、ボディが大きく
(一眼デジよりひとまわり小さいという感じ)、やめました。

ルミックス

それに、5倍から10倍の差は大きいが、10倍から18倍の差は、
印象としてはそんなに大きくない。だから18倍も必要ない。

LUMIX TZ3は、光学10倍。でも、愛称が「きみまろズーム」。
もしこれ買ったら、愛機を取り出すたびに、周りから
「お、出たね、きみまろズーム(笑)」と言われるに決まってる。
それに月読が求めるデザインではない・・・

ルミックスTZ3


Cyber-shot. DSC-H3も、LUMIX TZ3と同じ光学10倍。でも、
LUMIX TZ3 → 28mm~280mm
Cyber-shot. DSC-H3 → 35mm~350mm
という違いがあります。
つまり、LUMIX TZ3の方が広角に強い。
広角に重きを置く人には、LUMIX TZ3の方が向いていますね。
逆に望遠は、Cyber-shot. DSC-H3の350mmの方がデカい。


そんなこんなで、Cyber-shot. DSC-H3に決めたわけです。

さて、では、10倍の望遠(350mm)で後ろがどれだけボケるかというと、
こんな感じです。

南天?


街灯



すいません、正確には350mmまでズームしたか忘れました。
でも「後ろのものほどボケる」ということが分かると思います。
そしてもうひとつ失敗した。
ふつうのコンデジの4~5倍が、どんだけボケないかという比較のために、
それぐらいのズームでも撮っておくべきでした。

ちなみに、「10倍」と「5倍」で撮影したとします。
そのとき、ピントの合っている撮影の対象
(ここでいうと、手前の街灯のようなもの)
の大きさを揃えるように撮ると(当然、カメラの位置を変えます)
5倍より、10倍のときの方が、バックのものが大きく写ります。
デジタルのズームでは、この比率は変わりませんが、
光学だと、ズームが大きいほどバックのものが大きくなります。

よく映像などで、遠くのガスタンクや、沈む夕日が超でっかくなっている
(手前の堤防の上には、歩く親子の姿が小さく映るのが定番?)のは、
「超望遠レンズ」で撮っているからですね。


そういえばいつだったか、テレビのニュース番組か何かで、
手前のビルと、遠くの富士山が写った映像(都内からの映像)が出て、
出演者2人にこんな会話がありました。
A「富士山がとてもきれいですね」
B「それにしても東京から見る富士山にしてはデカくないですか」
A「それは望遠だからでしょう」
B「望遠にしても、手前のビルと比較してあまりに大きいじゃないですか」
A「いやだから・・・」
(時間の都合上、会話はここで途切れる)

つまり、Aさんは「望遠だと、遠くのものが(手前のものとの比率的に)大きく映る」ことがわかっているんですけど、
Bさんは、ズーム・望遠とは、「対比は変わらず、寄っていくだけ」
(デジタルズームの理論と同じ)と思っているのです。

そういえば、大林宣彦監督の得意技で、
「逆ズーム」というのがありました。
対象(例えば「時をかける少女」の原田知世)の
大きさが変わらないように調整しながら、
カメラを後ろに引きながらズームインする。
あるいはその逆で、対象に近づきながらズームアウトする。
そうすると、主人公の大きさは変わらないのに、
前者では「バックのものだけが急に大きくなる」
後者では「バックのものだけが急に小さくなる」
という効果が生まれます。

あれ?何の話だっけ?




ちなみに、マクロ撮影だとこうなります。

ものさし

↑ゼロにピントを合わせる。1cmからボケはじめているのがわかります。


ライター(マクロ)

↑ライターの下の方ではすでにボケています。
(このライターも、酔ってサヨナラし、いまではもうないっす・・・)




さて、では仕事に戻るとしますか。
GWだというのに、以前いた代理店に来て仕事してます。
(なんだかな~)
ちょっと時間できたので更新しました。

東京は雨が上がり陽が差しています。