学力の向上は徹底的な模倣から始まる!~最初から何も見ないで曖昧な記憶を頼りに考えることの弊害 | 江東区の家庭教師&ライターのみみずく~半蔵門線・大江戸線沿線及びオンラインで指導中~

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高校時代くらいまで、
僕はチマチマとイラストを描いていました。
でも、絵がさっぱり上手くならなくて、
途中で絵を描くのを断念してしまいましたガーン

絵が上手くならなかったのは何故か?


当時の自分を振り返ると、
そこには凄まじい勘違いがあったのですえっ

何も見ないでサラサラと絵を描くべきだ!

当時の僕は、写真や他の絵を見ないで
頭の中のイメージだけで絵を描くことが、
絵を描く上で必要なことだと思い込んでいたのですえっ

これでは絶対に絵は上手くなりません!!( ´艸`)

このバカバカしい勘違いについては、
後に絵の上手い生徒を指導した際に解消しました。
その生徒は、あちこちの展覧会で賞を取るくらいの才能の持ち主でした。

その生徒は、次のように言っていたんですね~

何かを見ながら絵を描くのは
当たり前じゃないですか!!


はい、
その「当たり前」のことをしなかったから、
僕はずっと絵が下手なままだったんです……しょぼん

僕が勘違いしていたのは
たまたま絵に関してだけだったので、
被害はそれほど大きくありませんでした。

しかし、
現在指導中の生徒達を見ていると、
当時の僕と同じ勘違いをしたまま
勉強している生徒が多いんですねむっ

たとえば、僕が数学の解法を教えると、

「そんなの閃かないです!」

と言う生徒がいます。

こういう生徒は勘違いしています。

そもそも勉強では閃きを求められていません!!

何も知らない状態で
「閃く」かどうかを試すのが
勉強の目的ではありません。

教わったことを教わった通りにできるようにして、
同じ(似た)ような問題に出会ったときに
その教わったことを適用できるようにするのが目的ですひらめき電球

そのため、勉強で大切なのは、
指導者や模範解答のやり方を徹底的に模倣することです。

自分なりのアイデアや工夫は
一旦脇に置いておきましょう。

まずは、教わったことを教わった通りに
忠実に再現するよう心がけることが大切です得意げ

それにも拘らず、
最初から何も見ないで解くことに拘る生徒が多過ぎますむっ

公式や例文などを一切見ないで、
自分の曖昧な記憶だけを頼りに
問題を解いて丸付けするだけ……

正しい解法を確認しないものだから、
間違ったことを間違ったまま脳ミソに刷り込みます。
挙句、混乱して「ワカンネェ~」となってしまいます叫び

「分かんないなら
教科書やノートを見なさい!むかっ


僕がそう指示しているのに、
いちいち手順を確認する生徒は少ないです。
当然、僕の指示に従わない生徒の成績はダダ下がりですダウンダウンダウン

新しいことを習ったばかりの段階では、
何も見ないで解くことは大切ではありません。

むしろ、何を見ても構わないので、
教わった通りの手順を
忠実に再現する
ことが大切です。

その後、少しずつ、
「何も見ない」の段階に移行すればいいのです得意げ

学力の向上は徹底的な模倣から始まる!

このことを理解できない生徒は、
学生時代の僕の絵が下手なままだったのと同様に
いつまで経っても勉強ができるようになりませんよ。