久しぶりに教材紹介です☆
現在、僕は小学生を何人か指導しています。
ほとんどの生徒は中学受験対策ではありません。
彼ら・彼女らの日常学習のフォローがメインです
その中でも算数の要望が多いですね
生徒が学校の授業についていけるように、
教科書内容の予習復習をしてほしいというものです。
算数指導では、たいてい予習を進めます。
僕と一緒に授業の先取りをしておけば、
生徒は学校の授業を理解しやすくなるからです
さて、予習中心の指導だと、ある問題に突き当たります
生徒の手許にドリルが無い、という問題です!!
日常学習のフォローを行う場合、
僕は教科書と学校配布のドリルを使います。
ただ、予習が進み過ぎると
学校配布のドリルだけでは対応できなくなります。
次の学期のドリルや次学年のドリルは、
通常生徒には配布されていないからです
そのため、各ご家庭には教材を購入してもらっています。
それが、文理の『小学教科書ドリル』シリーズです。
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小学教科書ドリル 東京書籍版 新しい算数 5年 | |
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小学教科書ドリル 東京書籍版 新しい算数 6年 | |
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この教材の良いところをいくつか挙げましょう。
1.500円(税別)なので安い。
2.薄くて分量が丁度良い。
3.1ページ10分で終わる。
4.1年間の全学習単元が1冊に入っている。
5.教科書会社毎に分かれている。
1~3は上記の通りです。
4は結構重要だと思います
多くの算数ドリルは、
計算と図形と文章題とで分かれています。
1年間の内容が2~3冊のドリルになるんですね。
このような分冊方式だと、
非常に使いにくいというのが僕の実感です
指導時に冊子間を行ったり来たりしなければなりません。
また、生徒にとっても忘れ物の原因になりがちです。
(おまけに全部揃えようとすると高くなる……)
こうした問題点を考えると、
4を満たしている『小学教科書ドリル』は優れものです
5もありがたいですね~
僕が現在指導で使っている東京書籍版以外にも、
次の教科書会社に対応した算数ドリルがあります。
・大日本図書
・学校図書
・教育出版
・啓林館
・日本文教
各教科書の目次通りに単元が並んでいるので、
学校の授業の予復習にはピッタリです
ただ、『小学教科書ドリル』には問題点もあります。
それを以下に挙げてみますね。
1.やや難しい問題も収録されている。
2.解答に解説が付いていない。
この2点があるため、『小学教科書ドリル』は
自学自習用教材には向いていません
「自分でやっておいてね~」
そう言ってドリルを生徒に丸投げしてはいけません。
そんなことをしたら、生徒はとても困るはずです
家庭教師などの指導や
保護者のフォローとセットで
使用するのが基本のドリルだと思います。
僕の指導では、
指導時間内にドリルの問題を解かせます。
そこで生徒が詰まったら、
その問題を生徒と一緒に考えてあげます。
そうして生徒が解けるようになった問題を、
次回指導時までの宿題にしているんですね~
以上、小学生の算数指導で
僕が使っている『小学教科書ドリル』の紹介でした♪