ピンク☆トラップ -2ページ目

ズレ

夏に引っ越しをした

部屋を借りたゎいいけど、

寝に帰るだけの部屋。


お盆時期ゎ暇ゃけど、

地方出身の女の子ゎ実家へ帰省してまうから、

帰省予定のない実家組ゎ、

かなり強制的に出勤を組まれた


でも、仕事が嫌じゃなかったまみゎ

進んで出勤した。

どんどん稼げる自分、夜の世界の楽しさ。


欲しいモノゎ何でも買えちゃうし、

物欲増すどころか

どんどん適当になった。


やっと取れたぉ休みの日に、

まとめて家具を買いにった

ナンボ使ったか覚ぇてないけど、

20万のテレビとか一括で、

ポンポン買ってた


それでも貯金ゎそれなりに貯まる。


すごい生活。


休みが明けると脱力感…。


学校にいる時間だけ、

とろくてとろくてぉもんなくて、

クラスメイトの会話も

子供っぽく感じた


意識してなかったけど、

休みの間に色々買ってたせいで、

まみゎかなり見た目派手に

なってた


財布に入れっぱなしやった

給料を見られ、

かおりん達にビックリされた事もぁった


お店で仲良くなった子の影響で

エルメスにはまり、

お店の子達の金銭感覚に溶け込み、

麻痺したまみゎ、

今思うとかなりゃばかった気がする


買ったばかりのエールリュックで通学した日、

クラスメイトの一人が

すごい目で見て来て、

周りでコソコソ噂されたの覚えてる。


そんな視線も、

授業の⊃まらなさも、

全部投げ出したくなって来たこの頃。


お店の子といる方が気楽で、

ますます仕事ばっかしていた


昼も夜もギラギラしてる繁華街。

歩いていると、

テレクラやヘルスの看板持ってるオッチャンに、

い⊃もいっぱい声掛けられた


案内所のオッチャン達とも仲良くて、

よくたこ焼きを差し入れてくれた。


女の子もぉ客サンも、色んな人が居た。


昼間働く何倍もの速さで、

何倍もの人と触れ合い、知り合い、

経験が増える。


夜の世界のデメリットが

分からなかった。


就職でゃめてったり、彼氏を理由にゃめてく子を見てゎ

「勿体ないな」

と思った。


黒ドレスくう






不倫

彼氏にゎ同棲してる彼女が居た。

でももう馴れ合いの付き合いゃし、

まみと知り合ぇたんがいいきっかけゃから

別れると言ってぃた


だからもう別れたと思ってた。


まみゎ忙しかったし、

彼氏の好きな部分だけ見て

不安ゎ無かった。


ほんまにぉ互い相思相愛な気がして、

その気持ちだけで

ずっとラブラブでぉれるょうな、

妙な安心感がぁった


でも、彼女と別れてなかったどころか、

その彼女を妊娠させ、結婚していた。


それを知った経緯とかもろもろ、

ショック過ぎて覚えてないけど…


とにかく泣いて泣いて、

泣きじゃくってぉ店のSチャンに電話したのだけ

憶えてる


Sチャン近所に住んでたから、

夜中の三時ゃったけど、

そこら辺のチャリパクって

まみん家まで来てくれた


2ケツでポリに追いかけられながら、

その日ゎSチャン家泊まった。


かなり淋しさが紛れて、

友達のありがたみすごく感じた


それでも惚れた弱みで、

まみゎ彼氏と付き合いを続けた。


不倫…。


二番手なポジションにムカ⊃いた。


やっぱり何度も⊃らくなった。


でも会ってる時間ゎすごく幸せで、

向こうの顔見てると、

妊娠したから仕方なかったのかなとか、

色々いいょうに考えてしまった。


彼女と居るでぁろう時間に電話かけると、

いきなり切られたりした


でも会える日ゎ必ずぉ泊まりで、

ずっとくっ⊃いていられた。


でも彼女が妊婦の間、

セックスがしたくてまみと居るのかな…。


考え出せばキリが無かった。


些細な事にも、

いちいち一喜一憂してる自分が嫌ゃった。


ベッドくう

休養

楽しかった仕事もしんどくなった。

お客に触られるのが苦痛で、

イライラして、

休みたくなって店長に話した


何度も止められて休めなかった。


でも、

大好きなSチャンが店を辞めたのをきっかけに、

ますます仕事がしんどくなった。


触られるたびに胸が痛くなり、

シャワー浴びるのもヒリヒリするから、

怖くて病院に行ったりもした


スランプて言うか、

色んな事が一気に行き詰まった感じ


お金ゎ腐るほど持ってたし、

目標見失って、

本間にしばらく休む事にした


一ヶ月近い休養。


その間毎日学校に行った

見た目や持ち物でジロジロ見て来る人ゎ居たけど、

まみの友達ゎそんな事なかった。


かばってくれる子も居てた。


そんな子だけでいいと思った


放課後ダラダラたまったり、

カラオケ行ったり、

近所の学校潜入したり…。


毎日たゎいもない事して遊んでた


「ぁんたが学校来てくれるょうなって嬉しい」

て授業のノートやプリントいっぱい見せてくれて、

コンビニ弁当ばっかやったまみに、

お弁当作ってくれた子もぉった


彼氏とのモヤモヤも落ち着き、

悩まなくなった。


会ぇる時にだけ会う。


仕事がないせいで暇ゎ出来たけど、

のんびりテレビを観たりしてた



SLYくう






復帰

長いお休みののち復帰した。


一ヶ月以上も休んだせいで、

にちゃんねるにゎ「整形休養」とか色々書かれた。


にちゃんねるゎ本間ゃばかったと思う。

匿名性を武器に、

平気で心無い言葉載せて、

傷⊃けたり。


あんだけの巨大掲示板ゃから

メリットも沢山ぁると思うけど、

ありもしない事いっぱい書かれて、


「火のないところに煙ゎ立たない」


ゎことごとく嘘やと思った


まみの彼氏がスカウトマンとか、

引き抜きされて悩んでるとか、

その悩み打ち明けられた客とかまで居てて、

ほんまに根拠のない噂が

どんどん書かれて、

尾ひれが⊃いて、

⊃きまくって、

まみゎ風俗を掛け持ちしてるとまで書かれ、

店長に呼ばれたりもした


まみゎお店が好きゃったし、

ましてゃ風俗なんて考えた事なかったから、

信じてもらえず悲しかった


でも、確かにまみも働き出して半年以上経ってたし、

業界で言う「古株」。


同期の女の子とゎますます仲良くなったし、

仕事の愚痴や相談も増えた。


そのうち、もっと時給のいいとこ移ろうよって

体験入店も誘ゎれたし、

まみ自身も、

お触りのないキャバクラに行きたいとか

若干揺らいだ


この頃19の誕生日迎えたまみゎ、

指名のお客サンに、

沢山のケーキとプレゼントと花束をもらった



センターくう


友達

お店の女の子の移り変わりゎ激しくて、

次から次へと色んな源氏名の女の子が入って来た。


パインだのピーチだの

フルーツの源氏名が多かった時期がぁって、

街でたまたま見かけた時も、

本名知らなくて声掛けれなかったりもした。


同期の子とゎ、かなり仲が良かった。


その子達とゎ毎日メールや電話して、

お店にも一緒に出勤して、

お互いが休みの日にゎご飯へ行ったり、

買い物行ったり

恋ばなしたり…


色んなブランドのカバンや服を

お揃いで買ったりして、

とても十代の金遣いじゃなかった


貯金を頑張っても、

あの頃ぁんなに時給が高かったのに

なかなか貯まらず、

だから給料を何週もお店にストックしたりしてむりゃり貯めて、

買い物の回数も決めた


学校の友達とゎもう

会ってなかった。


お店の子ちたと居る方が価値観も同じで、

仕事のことも隠さず話せて楽ゃった。



赤グラサンくう



盗難

お店の金庫にぁった給料が盗まれた


その日最後に金庫の鍵を預かったのゎTさんで、

確信犯ゃった。


Tさんゎかなりの借金をしてて取り立てがひどく、

携帯を持っていなかった。

すぐに連絡も⊃かず、住んでた寮ゎもぬけの殻。


盗んだことゎ罪ゃけど、

まみゎTさん大好きゃったから

戻って来て欲しかった。


優しくて、すごく頼れる人ゃったから、

借金とかそんな闇

知らなかったよ…。


まだもっと話したい。

聞いて欲しい。

教えて欲しい。


それゎ他の子も一緒で、

店長やボーイ達も悲しんでいた。


Tさんの抜けた穴ゎデカくて、

その穴埋める為

急遽ホール任されたYさんゎ、

我がままな女の子達の注文に疲れ、

い⊃もしんどそうな顔をしていた。


まみゎ嫌いじゃなかったけれど

女の子の間でゎ評判が悪かったし、

やっぱりTさんが良かったと言う声が多かった


そんな中また盗難。


待機室に置いてあった

カバンやたばこケース、

指輪やアクセサリーが

沢山盗まれていった。


犯人ゎ、

その日体験入店に来ててすぐ早退した

女の子ゃとすぐ分かった。


不自然な大きいショップ袋を抱えて早退したのを、

女の子が何人も目撃してたけど、

お店が一番忙しい時間帯ゃったし、

ボーイもそこまで見抜く余裕がなかった。


それ以降、

待機室にポンポン置いてたブランドだらけのカバン達ゎ、

リストの棚に置くょう指示され、

ボーイ達にょって管理された


今思うと、

ふ⊃うに犯罪がしょっちゅう起こってた世界。

でも、訳ありで働いていて身元を明かせない人が居たとか、

お店自体が風営法違反で公に出れないとか、

色んな複雑な事情が重なって、

全部うやむやになっていた




黒ハットくう


ホスト

お店ゎホスト禁止令が出ていた。


「自分らが頑張って稼いだぉ金を、

あんな奴らに使ったら勿体ない」

と店長ゎ言っていた


お客の待合室に置いてあったエロ雑誌に

たまたまホスト特集がぁって、

何気なく眺めてただけで

「ぁかん」と

取り上げられ、

すっごい大きい声で

怒られた事もぁる


まみゎホスト行くとか考ぇた事なかったけど、

店長に厳しく言ゎれてたのもぁって、

ますますそんな考えゎ頭に無かった。


でも、

お店に内緒でホストに通ってる子も居た


まみゎ「へ~」て感じゃったけど、

仲良しのMもホストに通いだした。


「ナンパで知り合ってんけど、

向こう忙しいからぉ店に行ったげてるねん」

と言ってゎ、

よくその人とのプリクラや恋ばなを聞かせてくれた


すごくかっこいい人ゃったし

話してくれるMも幸せそうゃったけど、

そのうち

「会えない」

「連絡が取れない」

と淋しがるょうになった


自分が不倫で淋しい思いを経験してるのもぁって、

Mの悩みにゎよく相談に乗った。


そのうちまみゎ、

Mが付き合ってると言うホストが

信用できなくなった


お店でしか会えない状況。

お金を使えと強制する態度。


それでも恋ゎ盲目で、

惚れたモン負け。


Mに彼を悪く言ったところで

逆上され、

そんな事ないとムキになられるだけゃった。


ますます熱を上げたMゎ、

貯めてた定期預金を

解約しておろし、

そのぉ金で彼の誕生日にボトルを下ろした


稼いでるのに、

「お金ない」

と言ってゎカロリーメイトばっか食べて、

どんどん痩せてったM。


お店で倒れたり、

精神的にも不安定ゃったみたいで、

話を聞くと、

おろした定期預金百万を使った上に、

更にまだ40万の未収金がぁると言う


それでもまだ気づかない。


結局Mゎ、

そのお金払いきって彼がお店をゃめた時、

翌日携帯が繋がらなくなったのを機に、

夢から覚めた。


ホストって怖い。


それがまみの印象ゃった


その彼に同じょうに捨てられたお客さん達が、

夜遊びウェブで、

ぼろくそに書いてぃた



寝くう

カルチェデビュー

時計に一切興味なかったまみ


店長に何度もカタログ見せられたけど、

あまりそそらなかった。


でも、

毎日バリバリ働いて頑張ってる自分へのご褒美にって

カルティエのタンクを買った



19歳。



まだまだ違和感もぁったけど、

似合う女になりたいなあとか

妙に嬉しかった。


今ゎそのタンク売っちゃったけど…。


すごく思い出です


ドレスくう

ピリオド

彼氏とゎ相変わらず会ってた。


彼氏の友達がやってるおしゃれなバーに

連れてってもらったり、

お泊まりしたり

でも、

計算したらもうすぐ子供生まれる時期ゃなとか、

そんなん思い始めた頃に

彼氏からホテルの誘いが無くなった

ご飯を食べにった帰り、

そのまま

「バイバイ」と言ゎれた。


何も思ゎなかったから、

まみももう情だけで会ってたんと思う。

初めに結婚を知った時から

少しず⊃、

心の中でゎ気持ちの整理が⊃いてたんと思う。

あっけないぉ別れ。

不倫の割にゎ平穏で、

静かで、

相手の奥さんにバレることなく、

無難に終ゎった彼の火遊び。


その後お店で知り合った闇金の男と

付き合ったけど、

お金とルックスだけの男で、

淋しさも不満も、

すべてお金で解決する人ゃった

外車を何台も乗り回し、

金遣いも荒くて、

見れない景色をいっぱい見せてくれたけど、

女を騙してばかりで

心がすさんでた。

結局向こうもまみのルックスだけゃったと思う。

淋しいだけゃし

すぐに別れた。


素敵な人に出会えないのを、

仕事のせいにしてた時期もぁった。


淋しくなる日が増えた。


毎日友達と居てた




羽くう

いじめ

仕事かなり頑張って指名取って、

時給自己ベスト更新できた


すごく大変ゃったけど、

努力が実った達成感で

めちゃくちゃ嬉しかった。


ぐっすり眠って次の日ゎ始業式


久しぶり過ぎて

うずうずしながら教室へ入った途端、

い⊃もまみを白い目で見ていた

隣のクラスの

女の子集団が、

まみに声かけて来た。


「夜の仕事してるん?」


と言って、

興味津々で

雑誌に載ったまみを映した写メールを

見せて来た


仕事に夢中で、

友達にバレるとか言うリスクを

すっかり忘れてたまみゎ

動揺してしまい、


「ちゃうけど」


と言ったまま慌てて次の教室へ移動した。


でも、

次の教室でゎすでに写メールが出回っていて、

まみの事ょく知らん子までもが

ジロジロ見て来た


皆まみのリアクションを

うかがってる。


まみが座った席の列を避けるょうに、

両端の席に

皆が座った


ひそひそ話し声が聞こえる。


こんなんされたら

先生にもバレるゃん…。


気まずさに耐え切れなくて

早退した


半泣きで店に行き、

店長に相談。


まだ店開いてなかったし、

食事へ行って話をした


かなり勇気づけられたけど、

でも

明日からすぐ

学校へ行く気にゎなれへんかった



夜の仕事ゎ悪いことじゃない。


でも、

胸を張って言える仕事でもない。


だからってまみ、

クラスの皆に迷惑かけた?


でも、

確かに軽蔑ゎされるかも…。


⊃らいけど、

自分の中で、

自分の決めた仕事に

矛盾ばかり生まれた。



ぱっつんくう