過日引退したEF66 27号機と共にJRFの2枚看板として
何度も引退の噂をはね除けて活躍を続けたEF65 2127 カラシ。
先日ついに検査期限切れで運用離脱したとの
悲しい報せが入って来てしまいました。
27号機と共に不死鳥の機関車でしたので
まだ事実を受け入れる気持ちになれないです。
過去の写真を整理していたら
忘れられない1日の記録が出てきました。
2015年10月11日。
一日秋晴れに恵まれたこの日。
カラシが安治川口からレール配給に充当されました。
順光の復路を山崎界隈で捕えてました。
1183レ
新井正直線の向こうから貫通扉が見えてテンションUPします。
EF65 2127 (新)+チキ8B+コキ2B
この配給列車としては、最長クラスの10両編成でした。
当時は山崎停車でしたので追い掛けます。
1183レ
今となっては貴重な停車シーンです。
EF65 2127 (新)
カラシ色の貫通扉をこれほど大きく捕えたのは
これが最初で最後だったかも知れません。
山崎発車前に島本寄りへ移動します。
1183レ
安治川口行きショートランナーがゆっくり加速して行きます。
EF65 2127 (新) バックショット
反対の第一エンドもしっかり見届けました。
8年前は界隈を国鉄型がまだ頻繁に行き来してましたが
レール配給へ国鉄機充当が一番熱かったと記憶しています。
誰にでも愛されるキャラだったカラシ...。
引退を惜しむ記事を認めてしまいましたが
またひょっこり彼が動き出す日が来ることを
心の片隅で願うファンは多いのではないでしょうか。
もちろん私もその一人です。
国鉄時代から長年走り続けてきた機関車ですが
特に晩年の華々しい活躍を称えたいです。