・令和3年10月から翌年3月まで、検証委員会が道の駅事業に関する調査を行なっている。そのとき、検証委員会を企画総務部が補佐されている。

・検証過程でおこなわれた、町職員へのヒアリング資料を読む機会があり、何ともお粗末としか思えないことが、書かれていたので記事にしておく。

長文となるがご辛抱いただき、是非最後までお読みいただきたい。

 

『検証委員会ヒアリングシート』以下要約一部抜粋

 (検証委員会から町担当部署への、質問と回答が記載されている)

資料請求依頼日:令和3年10月18日。請求依頼資料:議会議事録。

担当は議会事務局となっている。(依頼時期は調査開始後一定期間が過ぎている

 

対象(議会期間)が「令和2年9月から令和3年7月までの間町議会(本会議・委員会その他を含む)において、道の駅プロジェクトについて、説明・協議された内容について、年月日、会議名(本会議・いながわ創成対策特別委員会)、議題(案件名)を時系列で並べた一覧表をご準備頂き、それらに対応する会議録と提出資料をご提示ください。」となっている。

 

・お気づきになりましたね。国も地方自治体も、予算で始まり決算で終わる

国会予算審議がTV放映されますが、予算審議は何時ごろでしょうか。

猪名川町でも予算審議は3月議会(開催期間は2~3月)、決算は出納閉鎖期間を経て6月に決算処理が終わり、9月議会で決算審議が行われます。

 

・笑ってはいけませんが!!2年9月から3年7月の期間設定は、何を意味しているのか企画総務部に問い合わせはしておりませんが、検証委員会弁護士は行政に明るい方ではなかったのでしょうか。たとえ明るくなかったとしても、補佐する立場である、企画総務部はヒアリング資料をチェックされていないのか。

 

検証委員会調査報告書P5には「また、同年2月25日、事業用地の取得にかかる用地購入費を含む令和2年度猪名川町一般会計予算(案)が3月議会定例会に提出され、採決の結果、賛成多数で可決された。」と記載されている。

正確に書くなら、3月26日実施された3月議会定例会において令和2年度一般会計予算(道の駅用地買収予算含む)が審議され、6:9で可決している。

 

・またまた笑ってはいけない話ですが、3月26日に実施された3月定例会で第5号議案(令和2年度一般会計予算)の修正として、道の駅事業全予算削除が採決され7:8の僅差で否決されている。正確には現町長、当時の岡本議員が「債務負担行為の一部を次のとおり削除します。事項の道の駅いながわ整備事業、期間、令和2年度から令和25年度まで、限度額37億3,800万4,000円を削除する。」、と説明されている。岡本町長は『忘却の彼方』でしょうか、ご自身の発言はそれほど軽かったのですか。

(令和2年3月「議会だより」に、賛否数は記載されている)

 

・ここまでお読みいただければ、ご理解いただけましたでしょうか。

検証委員会調査報告書のなかで令和2年度予算審議を取り上げ岡本議員の修正案「道の駅予算全削除」を意図的に選ばず、一般会計予算が賛成多数を取り上げられている。

その令和2年度予算審議は、令和2年9月ではなく、令和2年3月に審議されているのです。私のような素人が考えても、笑える話・・・・。

 

・企画総務部は検証委員会の補佐として、こんな頓珍漢な、検証報告書やヒアリングシートを確認されたのか。何のために検証委員会の補佐をされたのか。

どなたかが改ざんした」などと、言いがかりはつけません。しかし、検証委員会弁護士がこのように請求されたとすれば、検証委員会弁護士の社会常識を疑ってしまう

 

町役場は知りませんが、一般社会では笑い話では終わりません。

 

次回は、(令和6年5月7日ブログ記事の補足)を書く