(10)令和3年7月9日高松建設にしがきグループ応札辞退に関する事

   (福田町長辞任にからめて)

・令和3年2月22日実施要領(改定版)  

入札公表:3月1日

2次審査に関する質問と回答:5月(5月14日回答)

2次審査個別対話:5月17日~18日

福田町長辞職:6月18日

2次(提案書)審査書類受付:7月5日~9日

高松建設にしがきグループ辞退届け提出:7月9日

2次審査プレゼン:8月下旬

落札業者の決定:8月下旬

基本協定締結:10月上旬

福田町長任期満了:11月17日    

 

・令和3年7月9日高松建設にしがきグループ辞退届け提出

福田町長が任期満了を待たずに、6月18日辞職を公表している。

色々考え方はあろうかと思うが、せっかく福田町長任期内に、基本協定締結を行い、退任に花を添えることを前提として、実施要領(改訂)スケジュールを組まれたのに、衆議院・県知事選と町長選を重ねる事で、町民の選挙に関わる負担を軽減するとして、辞職されている。

 

・高松建設にしがきグループは7月9日辞退届けを提出している。

しかし、2次審査書類としての提案書策定前の段階で辞退を決め、町に辞退の意向を

伝えていたのではないか辞退届けの辞退理由には「今回の事業について社内で検討を進めた結果、今般は辞退させて頂きます」、と辞退経緯が書かれている。

 

・令和3年3月から始まった事業再構築補助金制度を基本に、(株)にしがきは令和4年度に全国20箇所にグランピング施設開業を公表。その一つに猪名川屏風岩に令和4年秋開業を公表している。

 

※上記を基本として、高松建設にしがきグループは2次審査の比較的早い段階(5月末~6月初め)町に辞退の意向を伝えていたと考えるのが、妥当ではないか。

 

福田町長の辞職理由として、選挙重複か入札不調のどちらが真相か?

辞退届けの辞退理由(経緯)からは、審査資料作成への熱意のかけらも感じられない。

7月30日開催の全議員協議会で、地域振興部長は高松建設にしがきグループの辞退理由は不明と説明されている。未だに、辞退理由の検討究明はされていない。

 

次回は検証委員会調査報告書に関する『町長への手紙』回答について書く