さて、昨日病院に行ったときにお会いした、
猫の保護活動をしていらっしゃるOさんのお話。
病院では、里親募集中の子の入っている部屋が
ガラス越しに見えるスペースがあって、
昨日はそこに
茶系のアメリカンショートの子が入っていました。
無邪気に遊ぶ元気な子。
3か月齢くらいかな?
見ると、後ろ脚の片方に包帯を巻いています。
少し丈が短いみたいで
事故にあって、後ろ脚を切断したのかな・・と
思っていたのですが
Oさん「その子ね、奇形で生まれつき足がないのよ。」
聞けば、その子と他に3匹、
Oさんが保健所から引き揚げてきたそうです。
病院のガラス枠の横には、確かに
その子を含め、4匹の「里親募集」の写真が貼ってありました。
他の子はみんな、貰い手がついたそうで、
同期では最後の一匹とのこと。
その子たちはみんな、
ブリーダーの手によって保健所に持ち込まれた子でした。
Oさん「奇形なので、ブリーダーにしてみれば売り物にならないから。」
「きっと無理な繁殖をしたんでしょう。」と。
引き揚げた4匹の中には雌雄両性具有の子もいました。
そうなると、避妊手術と去勢手術の両方をするそうなのです。
動物愛護法の改正で少し法律が厳しくなったと言っても、
まだまだ業者にはあまいのです。
売れない個体だったら、
保健所に持ち込めばいい、と思っているみたい。
それでも、まだ山中に「不法投棄」されるよりは
まだ「まし」な方。
業者の持ち込みは手数料を10倍額、とかにすればいいのに;
もうちょっとで殺処分に遭うところだったアメショくん。
Oさんに会えて、命拾いして良かった・・と思う反面
・・結局、保健所で処分されることに目を潰れない、
ボランティアさんが一番貧乏クジを引くんだよな・・と
思ってしまう。
できれば、新しい家族を迎え入れるご予定の方は、
こうしたボランティアさんからご縁を繋いでいただきたいです。
そして、その分浮いたお金を寄付してあげて下さい;
ペットショップの店頭で生体販売をするのは、
もう先進国では廃止している国の方が多いですから。
さて、Oさんから聞いたもう一つのお話。
二つ先の駅の住宅街エリアに、
前足が両方とも切断された状態で妊娠している猫がいて、
その子を捕獲する為に捕獲器が必要だ、とのことでした。
おそらくは子猫のときに
前足を失う目にあったのだろうということでした。
人間に虐待にあったのか、事故なのかは分かりません。
でも、おそらくは・・。
そのせいかどうかは分かりませんが、
警戒心が強くてなかなか捕まらないそうです。
「どうしても、あの子を捕まえたいの。」
お話を聞いていて、目頭が熱くなってきました。
何もしてやれない自分が悔しいです。
人間は猫を傷つける奴もいるけれど、
あなたを気にかけてくれている、こんな人間もいるんだよ。
早く捕まってくれるといいな。
里親募集中です。
川口地区で活動されているボランティア団体さんのところには、
たくさんの保護猫がいます。
里親候補の方には、お見合いと、
里親詐欺胃防止のための審査があります。
ご理解とご協力をお願いいたします。
詳細はお問い合わせ下さい。
info*yorkas-blue.com
(*を@に変換)
【お知らせ色々】
*今月の出店予定
4月14日(日)プチ癒しフェスタ出店
4月21日(日)1dayショップ
(手作りのアクセサリー展示即売会)
in猫のいるセラピールーム鳩ケ谷
4月24日(水)おるがんモール南越谷店
*カーディエンの出演予定
4月12日、19日、26日(いずれも金)
*猫まつり 5月8日~6月2日
(猫のフォト、イラスト、アート、手作り品展示即売展)
in川口カフェドアクタ
*猫いっぱい展 6月4日~6日
(猫のフォト、イラスト、アート、手作り品展示即売展)
in猫のいるセラピールーム鳩ケ谷
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