沼津市議会議員 「頼重秀一!」 ブログ


 5月7日(土) 9:00~15:00まで沼津市営球場本部室において、平成23年度のスポーツ少年団登録受付が行われましたので、本部常任委員として、登録手続きのお手伝いに行ってまいりました。



沼津市議会議員 「頼重秀一!」 ブログ

 当日は会場が市営球場という事もあり、グランドでは学童野球の子供たちが準決・決勝戦の真っ最中。


 ほんの数か月前まで、息子の一輝が同じようにあのマウンドに立っていたのかと思うと、急に懐かしさが込み上げて参りました。


 今年からは中学生になりましたので、中学野球で頑張っております。


 話は元に戻りますが、この団登録をして初めて今年度のスポーツ少年団活動が始まります。


 今回の登録でも話になりましたが、少子化の影響もあり、団に入る子供たちの数が少なくなり、団運営に相当の影響が出てるのが事実であります。


 これには少子化の影響だけではなく、共働きの家庭が増え、子供が入団したくても、親が対応してやることが叶わず、入れない子供たちがいることがあります。

 

 これは各家庭の事情でやむを得ない理由であるかもしれませんが、少し残念な例で言えば、先述の様な状況でなくても、スポーツ少年団に子供たちがかかわると、親が親会として協力しなければならないので、面倒くさいという理由で子供を入団させない例もあると聞いております。


 興味のない子供を無理に入団させるのはどうかなと思いますが、広場や空き地でキャッチボールなどをやっている子供たちが、親が認めてくれないから入れないという事を自分も直接聞いたことがありますので、いたたまれない気持ちになることがあります。


 確かに、父母会となれば土日や休日はお手伝いの日が出てきます。


 大変な面もあることは事実でありますが、そんなことは吹き飛んでしまうくらい、いろいろな面でためになることがたくさんあります。


 事実、子供たちが一生懸命試合に臨んでいる姿を見て感動しない親はいないと思いますし、喜怒哀楽を自分の子供だけでなく、ほかの子供たちの活動や、父母会の仲間たちの活動を通して、共に分かち合うことなど、この世知辛い世の中にあってはなかなか経験できるものではありません。


 わたくしは政治家でありながら、かなりのあがり症でありますので、人前で話をするときなど頭が真っ白になることがありますが、そんな状態で本会議場の演台に立って質問などをするとき、自分の子供がピッチャーをやっていて、2アウト満塁の窮地に陥った時、それでもがんばり抜いた姿を思い出したりして、何度も精神的に助けられたことがありました。


 情けない親かもしれませんが、これもスポーツ少年団に所属し、学童野球の父母会の一員としてやってきた貴重な成果の一つと信じてやみません。