昨日は都内に住む友人に誘われて鳩山会館に行きました。鳩山会館は、内閣総理大臣を務めた鳩山一郎氏の邸宅を記念館として一般に公開したもので、文京区音羽にあることから音羽御殿の通称で知られ、戦後政治史の舞台の一つに数えられています。薔薇が素敵な庭園としても有名で季節には沢山の人が訪れるそうです。
友人からそろそろ薔薇が咲いているだろうから行かないか?と誘われました。ネットで鳩山会館のオフィシャルサイトを見たら、朝ドラ「虎に翼」に登場しましたとのお知らせがあり、更に調べると「花子とアン」や「花より男子」等でも使われた場所であることが分かりました。
鳩山会館の入口からなだらかな坂を登って行くと道路を走る車の音も消え、ここが都内であることを忘れてしまう静寂が訪れました。すぐに庭園が目についたので庭園に回ろうとすると、鳩山会館を見学した方のみ園内に入れますとの注意書きがあり、先ずは会館を見学しました。館内は一部を除き撮影可能で、また居間などにある椅子に腰かけて庭園を眺めたりすることも出来ました。ステンドグラスもあちこちにあり、特に1階から2階へと向かう踊り場のステンドグラスはとても綺麗でした。
鳩山会館のパンフレットには”バラとステンドグラスの鳩山会館”と書いてありました
居間。鳩山一郎氏の席以外は座ることが可能でした(座りました)
窓辺にある部屋から居間をみるとこんな感じです。こちらの椅子にも座りました。
拡大すると居間の壁に「虎に翼」のポスターが貼ってあることが分かります。
2階に上がる踊り場には素敵なステンドグラスがありました
2階にある大広間。ダンスホールにも使えそうですね。
庭園からみた鳩山会館。「虎に翼」では、主人公の同級生で華族のお嬢様桜川涼子の家として使われました。
肝心の薔薇はこれから、2部咲きでした。
薔薇が満開の時の景色はこんな感じ(パンフレットより)
ところで鳩山会館の屋根を見ると「梟の置物」がありました。恐らくは知恵を表すミネルバの梟かと思われます。なるほどね。