なんでも鑑定団に出た友人 | かつての切手少年

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小学生の頃から収集している切手、約10年前から収集し始めた絵葉書や世界の紙幣、好きな旅行、街歩き、等々について書きます。

なんでも鑑定団って番組面白いよね。特に自己査定額何十万円といった自慢のお宝が、1000円とか1万円と鑑定された時は、あ~あやっちまったな~って思わず笑ってしまいます。大体駄目なのは借金のかたに頂いたものや、後に連絡が取れなくなる古物商からの掘り出し物ってやつで、意外と本物が多いのはネットオークションの品物、の様な気がします。

 

何年か前ですが、なんでも鑑定団を見ていると私の友人が出てきてビックリ、本人自信満々に”これは中国の…”と話していて、大丈夫かな~?と見ていると、何と本物でした。凄いと思って、メールをしたら使われておらず跳ね返ってきました。友人と行っても同じ職場になったことはなく、あるタスクチームで共同して意気投合した程度なので。

 

そのタスクは市場の品質を改革(10%~20%良くするのは改善で、50%以上良くするのを改革と呼んでました)するもので、メンバーになった私は達成は困難だろうと内心思っていました。案の定半年経過しても目標を達成できず、このタスクを統括する常務からは”いつ目標達成するのだ、どう責任取るのか”と机を叩いて一喝されました。それに対し、そのなんでも鑑定団に出た友人が”私が責任を取ります”と机をドンと叩きました。いやー、常務に言われてビビッてしまった私は”凄い奴だな”と感心したのを覚えています。それ以来彼には一目を置き、彼を助け何か月か後には無事目標を達成出来ました。

 

後に彼は会社の社史を書いた本に登場する人物の一人になりました。ここまで書けば…今頃彼もクシャミをしている事でしょう。