ここのところ価格ぎめを相談されることが多いので、価格についての考え方を連続投稿しております。
ちなみに、価格について相談されても
僕は決めません!
自分で決めてね
儲け、つまり利益を求める計算式は
販売(提供)価格-変動費(仕入れ等)-固定費(経費・管理費等)=営業利益
となります
つまり、販売価格は営業利益を得るための最重要要素ではありません。
販売価格の設定
変動費の販売価格に対する割合
固定費の金額
どれもが営業利益にとっては重要事項です。
販売価格を上げた場合、その商品やサービスの希少性や有用性が変わらなければ
お客様が購入してくれる数は減少します。
これが経済学の需要と供給の当たり前の考え方です。
500円(原価250円・固定費10,000円)のモノを600円で売って購入数が半分に減少すると
値段改定前 (500円(売価)-250円(原価))×100個-10,000円=15,000円
値段改定後 (600円(売価)-250円(原価))× 50個-10,000円= 7,500円
20%も価格UPしたら本当にお客さんの数が半分になってしまうかもしれませんね。
販売価格だけで考えることは、単純にお客様の利益を奪うことでもあります。だからお客様の数が激減するのは当たり前。
では、販売価格も原価も上げた場合
値段改定前 (500円(売価)-250円(原価))×100個-10,000円=15,000円
値段改定後 (600円(売価)-300円(原価))× 90個-10,000円=17,000円
既存のお客様で離れる方はいるでしょうが、原価を上げてお客様にとっての付加価値を上げた場合には新たな層のお客様が来てくれる可能性があるので、減少額は少しですみ、営業利益は増加する可能性があります。
これが、例えば飲食店の場合、お店や設備を変えてより沢山の方に提供することができるかもしれません。
値段改定前 (500円(売価)-250円(原価))×100個-10,000円=15,000円
値段改定後 (600円(売価)-300円(原価))×200個-20,000円=40,000円
このように
販売価格、変動費(仕入れ等)、固定費(経費・管理費)全部のバランスを整えることで利益は最大化シていきます。もちろん、”時間”や”人”も考えてくださいね。
儲けたかったら全部のバランスを整えよう!というのが今日のお話でした。儲けのバランスを整えるためには新たな仕入先を探したり、新たな店舗を探したり、新しい客層へPRしたり時間がかかります。
時間がかかるとお金もかかります。
そんなわけで、時間を味方につけるゲームで学びましょう!効率的な収入の増やし方がわかるゲームやります!
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