「100円のコーラを1000円で売る方法」という本が何年か前に流行ったので読んだ事がある人もいるかもしれません。
100円のコーラを1000円で売る方法
Amazon |
本を読むのが苦手な人はコミック版を読んでね
コミック版 100円のコーラを1000円で売る方法
Amazon |
さて、この本には大阪のリッツ・カールトンホテルでは実際にコーラを1,000円で販売していると買いてあります。
だから調べてみました
https://www.ritz-carlton.co.jp/assets/files/stay/room_service/food/RoomDiningMenu.pdf
ルームサービスですが、17ページにあるように、今はコカコーラは950円でした。
今日のブログのタイトルは
【雑談:100円のコーラを1,000円で売る方法は無いと思ったほうがいい】
なのですが、「え?売れてるじゃん」と思ったでしょ?
販売価格を1,000円にすることは、出来ます!
でも、リッツカールトンホテル京都(大阪はわからなかった)は総事業費200億円。。。。
200億円かければコーラが1000円で売れますよって話です。
また、それでも100円のコーラは1,000円では売れません。
お客様にはルームサービスを頼まず持込むという選択肢もありますし、
レストランのようなある程度の閉鎖的な空間でないとコーラ1000円を強制することは出来ないのです。
そして、ホテルのレストランではコーラ1,000円に満足しているわけではありません。料理やサービスに満足してコーラが高いことなど気にしないだけなのです。
だから結果としてコーラを1,000円で売ることが出来ているだけで、実際に売ろうとしているのは料理やサービスなんです。
本の内容を批判しているわけではありませんよ。この本は体系的に書かれているので是非お手にとって読んでみてください。
ただ、ここだけ切り取って、なんでも付加価値をつければ売れますよって思い込んじゃっている人も居るのでそうじゃないよと言ってみたかっただけです(^o^)
コーラメインで100円のコーラを1000円で売る方法を考えてみるととてもむずかしい事がわかります。
◯莫大なコストをかけて非日常空間を作る
◯簡単に自販機で買えないような閉鎖的な環境を作る
どちらか、もしくはどちらも必要です。
ディズニーランドとかは当てはまりますね。今度の拡張計画は3000億円ですよ!
でもディズニーランドでさえコーラは240円~300円(サイズによる)です。
水も出ない砂漠や宇宙でなら売れるんじゃない?
→→まず売る相手がいない、輸送コストを回収できない
僕の事業経営者のお客様は個人事業主や従業員50人未満の小規模企業だけです。
個人事業主や小規模企業ののいいところはお客様に応じて商品やサービスを細かく提案していけるところ。お客様によりそっていけるところです。
付加価値は地道に積み上げ、価格はお客様を向いて決めるのが大事!むやみに安くする必要はないけどお客様によりそった価格設定が必要です。
ついでに言うと、価格設定と利益には相関関係はありません。安くても儲けられるし、高くても儲けられない場合があります。この話は次回。
●上手な価格設定をするには時間がかかります。
価格を変更してお客様の反応を確かめてアジャストする必要があるからです。
●価格を変更しなくても、価格に納得していただくためには時間がかかります。
価格には、信用が含まれているからです。信用を築くには時間がかかります。
だから、時間を味方につけ、時間を、「稼ぐ手段」にする必要があります。
そんなわけで、時間を味方につけるゲームで学びましょう!効率的な収入の増やし方がわかるゲームやります!
つみたて投資ゲーム
日時:12月23日(木)10:00~12:00
場所:co-ba Koriyama
申込:FBアカウントのある人は→こちら
:FBアカウントのない人は→こちら