それでもかなりの人数が並んでいるから、「故宮は入るのに実名制が実施されて、身分証が必要で、チケットを買うのに1.2時間並ぶよ」って、大声でウソつく人がいた。「私に付いてくれば、早く中に入れるよ」という人達。バイクか何かで東華門に連れて行って、そこ経由で午門に行くんだよね(たぶん)。一人何十元も手数料を取る。
故宮実名制は本当だけど、実施は6月13日から。つまりパスポートか何か持っていかないと入れなくなる。そして同時にニュースになっているのが同じく6月13日から「1日8万人に入場を制限する」こと。つまり、午後ゆっくり行ったら、「今日はもう入れません」という日が出てくるわけだ。ちなみに「昨年、1日の来場者が延べ8万人を上回った日が42日あった」。日本語ニュース。
天安門の手前に細い川があって、それを渡す橋を外金水桥といい、5本ある。真ん中が正に毛沢東の肖像の目の前で、像の真下から天安門を抜けることができたのに、いつのまにか通れなくなっているな。
ひたすら北上し、チケット売り場に向かう手前に自動販売機があるから、チケットはそれで買えるのかと思ったら、違って、飲み物だった。
これが午門。チケット切って入る場所。中に入ったら、「万里の長城ツアー」や「故宮個人ガイド」の宣伝をする人が無数にいて、ビックリした。この人達、60元も払って、毎日ここで客引きしている?
普通の観光客は入ってすぐ、目の前の「太和門」へ向かって直進するが、あたしゃもう十何回も行っているから、行かない。
どんどん左(西)に進んで、武英殿(書画館)へ。この林を通る。
右(北)の突き当たり。
“故宫藏历代书画展”が6月29日まで開催されている(29日は月曜日だけど、休みでは?)。中は撮影禁止。だけど、ネットから写真を拾って、資料を作って、後日詳しく記事にしたい。
旅行者が多すぎるので、真ん中を避け、とにかく端を通って北上。
景山公園の一番高いところが見える。
保和殿の北を東へ向かい、東側へ。
“明代御窑瓷器”展を開催中(9月3日まで)。
このあと、故宮一番北の門、神武門の写真展へ。(この日も2万歩歩いたよ)