24年7月湖北省恩施設4:二日目利川市の市内の市場とレストランなど | みどりの果敢な北京生活
一日目より続く。

ゆっくり寝られた。湖北省の中でも利川市だけは標高が1100mで「凉城」と呼ばれている。部屋にクーラーなし。窓を開けて寝た。蚊もいなくて、網戸がない。ところが巨漢の大于だけがものすごく噛まれた。
 

大于が言った。「O型は蚊に食われやすい」。血液型、中国にA型は少ない。性格的にそれ納得できる。Oが多い。

 

車に乗る。駐車場の裏は丘で墓。

 

朝ご飯は小于がネットで調べた。現地ならではの食事ができる店を探したと言う。車で5分の「老城土家族苗族早餐文化馆」へ。

 

店の外では野菜の処理中。

 

 

ダンナが食べている人に「それはなんですか?」と聞いたら「包面」と言った。北京で聞いたことのない名前だ。実際は馄饨だった。私とダンナで「包面一碗。ほかの二人はそれぞれ麺。ほかに包子。お粥。漬物はセルフサービス。

 

食べながらおしゃべり。前日、空港()から東へ車で1時間、小王のいる利川市()へ向かったつもりが、南()へ行ってしまった。

ホテルは大于が探した。自分が会員だから安くなると言って「利川 汉庭」で検索して行った。利川小王のいるところの市で、汉庭は全国どこにでもあるホテルだが、たぶんこの広い範囲、ここしかなかったんだろう。20公里(20km)って書いてあるでしょ。思えば遠くへ来たもんだ。
 

食べ終わって、外にいる若者にダンナが「ここは湖北か湖南か?」と聞く。湖北に決まっているでしょ!若者が言った。「あっちに高いビルが見えるでしょう?その後ろが川で、川を越えたら湖南省です」。本当に南に来たんだな。

 

大于が言った。「今朝チェックしていた朝食の店を見たら、99キロと出た。え?俺はどこへ来たんだ?」。そこは「来凤」という地名で湖南省との境。もうすぎてしまったことだからいいじゃない。だけど、ダンナが「なんで間違えたんだ!」としつこい。

 

ホテルに戻る。駐車場が裏にあるので、裏から入る。ロビーも客室もきれいなのに、裏はこう。

 

)の利川市へ向かう。

 

行く前の話はこうだった。小王は北京から、かつて民宿をやっていたところへ引っ越す。だから部屋はたくさんある。山の中だから写生に適す。ところが着いたのは街中。待ち合わせはスーパーの駐車場。荷物を持って、この日の宿泊先へ向かう。

 

にんにくと生姜専門店。

 

裏を通って……。

 

10階建てのマンションに入る。ここは小王の親族が住むマンションで、一部は民宿、賃貸。部屋に荷物を置いて、昼食。

 

左、ダンナの牛肉面。右、私の干拌杂酱面、10元。

 

そのあとすぐ近くの市場へ。最高気温が30度以上なのに、外に肉を置く売り方。

 

街の雰囲気が北京じゃない!

 

 

右下はみょうが。亡き実母が好きだったので泣きそうになった。中国語は阳荷。もっといろいろ言い方はある。北京で売っているのを見たことがないが、淘宝で売っているのは知っている。

 

この日の夜は、小王嫂子(前妻の兄の嫁)が作ってくれるし、食材も買ってあると言われたが、いろいろ買うダンナ。自分で作らないくせに、作らせるってことだよね。

 

右の緑色はジュンサイ。中国語は莼菜。後ろの容器に入った赤いのはジュンサイ用のタレ。買うとついてくる。

 

ダンナが乾燥してないきのこをずっと探していた。路上でおじいさんがしいたけみたいな物を売っていた。そこらへんから摘んできたやつだよね?毒あるかもしれないよね?買うダンナ。おいおい!

 
私:どうして毒がないってわかるの?
ダンナ:この人はずっと売って来たんだ。誰も死んでない。
 
遺書書こうかと思ったよ。食べる気満々の、死ぬ覚悟さえあるアタシ。どうせ余命いくばくもないし(まだ言ってる)。
 
このあと、小王の知り合いの現地の酒店へ行って、座らせてもらい、おしゃべり。買ったばかりのキノコを見せたら、「これは大きくない方がいいんですよ」って。現地の人じゃないからそういうの知らないしー。

 

腊肉の専門店が多い。

 

カビが生えている。これをきれいに洗って食べると言う。怖いよ。

 

子どもが喜ばなさそうなキャラ。

 

宿に戻る。最上階はテラスになっている。
 
テラスは広いし、椅子もテーブルもある。しばし小王の親族とおしゃべり。小王がスマホで流行歌(たぶん)をかける。ボリュームが大きい。しかも同じ曲がエンドレス。私、イライラしてきた。なぜ誰も何も言わない?小王が私に何か質問したんだけど、私は答えず「小点声音,行吗?」(音を小さくしてもらえますか?)と言った。
 
そしたらものすごーーーく小さくした。聞こえないくらい。いや、少し聞こえる。なぜ止めない?意味がわからない。

 

夕食の支度ができたと言われ、嫂子の家に行く。12人で夕食。すごい量だった。そしてお店開けるレベルの味。

 

食後、90キロと120キロは動きたくないと言うので、ダンナと二人で散歩。

 

夜は外の席で食べる人が多い。

 

変な乗り物に遭遇。音楽、うるさいしー。

 

結構歩いて、川を見て、引き返す。

 

宿に戻る。五人でおしゃべり。小王は機関銃。誰かがしゃべっていたら、それを聞いていればいいのに、口を挟む。とにかく黙っていない。さあ、もう寝ようということで、私ら四人は一つのうちへ。ベッドルーム二つとトイレ&シャワー二つ、リビング、キッチンもある。

 

小王は別の階に一部屋ある。小王が去る。

ダンナ:ああ、やっと行った!

大于:しっ!まだ廊下にいるぞ。

 

二日目終わる。

 

<続く>

 

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