みんな大好き、ばあさん | みどりの果敢な北京生活

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10月12日。最高気温23度。最低気温8度。空気質量指数154。

じゅりちゃんの記事終わったよー。みどり再開だ。

 

 

8月のある日。おめかしするばあさん。頑張る80歳。

靴は広州にいる息子(ダンナの弟)のプレゼントだと思う。「もらって5年くらい経つけど、初めて履くから、靴擦れする!」と嘆いていた。無理して履かなくていいよ!

 

夏休み中、アメリカからダンナの妹と息子(高校生)が来ていた。義妹、リトルばあさんだから!絶対に外食しない。そんなお金はMOTTAINAI。息子もかわいそうよね。毎日、農村にいて、スーパーも近くになくて、ばあさんのご飯しか食べられず。市内にいればレストラン、ファストフードがたくさんあるのに、何もかも不便。

 

たまには外食してもいい。「私がご馳走します!」と言い、ダンナが選んだのは、画家村から近いとも言えない新疆料理。

 

安くない!いい羊肉は高い。

 

服務員。

 

 

アトリエネタどんどん、行こう。

 

依然としてシャワーキャップ。

 

義妹はアメリカ暮らしだから、パンを焼く。焼きたてじゃないと硬いが、贅沢も言ってられない。私は、中に何も入っていないパンが好きだが、ナッツとかなんとかベリーを入れる義妹。

 

 

義妹がコーヒーをみんなにいれてくれるのだが、ばあさんが「私も飲むよ」って飲むようになったのよ。いやいや、「豚に真珠」じゃなくて、「猫に小判」じゃなくて、「ばあさんにコーヒー」。お湯でたくさん薄めて、砂糖とミルクを入れて、それはもうコーヒーとは言えない代物に変身していた。

 

これ、普通は食べない草だよね。餃子の具などに入れられちゃう。ばあさんの得意技、カサ増し。

 

中国のかぼちゃは炒め用。日本のかぼちゃのように、ホクホクしていない。小さい「贝贝南瓜」は日本のかぼちゃに近いと思って買ったら、全然ダメだった。大丈夫なのもあるのに!ハズレ引いた。

 

ヘチマは妹が炒めた。牛肉の塊を圧力鍋で煮たばあさん。そのスープでじゃがいも、にんじん、東北のきのこを入れて煮た。牛肉は単独で食べるのがこの人たちの習慣。

 

ばあさん&妹の料理に満足しないダンナが炒めた二種。あと私のサラダ二種。

 

ダンナの得意料理「乱炖」。街で食べる東北料理の「乱炖」とは違う。

 
じいさんの冷麺。

 

ヨーグルトを作ったよ」と義妹。いやいや、怖くて食せなかった。

 

肉饼を作るとばあさんが言った。息子が「それ入れないでよ」と言う。「それ」とは春に獲れたうちの庭のさくらんぼを白酒に漬けた物。さくらんぼ、そのままで食べられるほど甘くない。でも腐るから、こうやってお酒に漬けて長持ちさせる。で、細かく切っていろんなものに混ぜちゃう。得意技がカサ増しだから。

 
ダンナも怒って「絶対に入れないで!」と声を荒げた。「入れないよ」とばあさん。入れたかどうかわからない。少量ならわからない。もういいよ。私はこれで死ぬ覚悟さえできている。

 

フライパンで焼いて、一回目ができたら食べ始める遠慮のないダンナ、私、息子。老人二人が二回目、三回目を焼く。

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これは美味しかった。有難う、老人達。

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ばあさんの事件なし。めでたし。

 

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