じゅりちゃんの記事終わったよー。みどり再開だ。
8月のある日。おめかしするばあさん。頑張る80歳。
夏休み中、アメリカからダンナの妹と息子(高校生)が来ていた。義妹、リトルばあさんだから!絶対に外食しない。そんなお金はMOTTAINAI。息子もかわいそうよね。毎日、農村にいて、スーパーも近くになくて、ばあさんのご飯しか食べられず。市内にいればレストラン、ファストフードがたくさんあるのに、何もかも不便。
たまには外食してもいい。「私がご馳走します!」と言い、ダンナが選んだのは、画家村から近いとも言えない新疆料理。
安くない!いい羊肉は高い。
服務員。
アトリエネタどんどん、行こう。
依然としてシャワーキャップ。
義妹はアメリカ暮らしだから、パンを焼く。焼きたてじゃないと硬いが、贅沢も言ってられない。私は、中に何も入っていないパンが好きだが、ナッツとかなんとかベリーを入れる義妹。
これ、普通は食べない草だよね。餃子の具などに入れられちゃう。ばあさんの得意技、カサ増し。
ヘチマは妹が炒めた。牛肉の塊を圧力鍋で煮たばあさん。そのスープでじゃがいも、にんじん、東北のきのこを入れて煮た。牛肉は単独で食べるのがこの人たちの習慣。
ばあさん&妹の料理に満足しないダンナが炒めた二種。あと私のサラダ二種。
ダンナの得意料理「乱炖」。街で食べる東北料理の「乱炖」とは違う。
「ヨーグルトを作ったよ」と義妹。いやいや、怖くて食せなかった。
肉饼を作るとばあさんが言った。息子が「それ入れないでよ」と言う。「それ」とは春に獲れたうちの庭のさくらんぼを白酒に漬けた物。さくらんぼ、そのままで食べられるほど甘くない。でも腐るから、こうやってお酒に漬けて長持ちさせる。で、細かく切っていろんなものに混ぜちゃう。得意技がカサ増しだから。
フライパンで焼いて、一回目ができたら食べ始める遠慮のないダンナ、私、息子。老人二人が二回目、三回目を焼く。
これは美味しかった。有難う、老人達。