雲南省騰沖旅行5日目:まだ修理+抗日記念館+ストーブ購入 | みどりの果敢な北京生活

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5月24日。最高気温23度。最低気温16度。空気質量指数59。

朝早くに老杨物业に電話。「電気が一つ外れているんだけど、いつ直しに来てくれる?え?10時?じゃあ、待ってるよ」。ええええ!またまたすぐには旅に出ない?私達は北京から雲南の家の修理に来たの?

工人は9時35分に来たよ。中国人、遅れるのが相場なのに早く来るとは!それはすぐに直して終わった。



暖房は依然としてつかないまま。この機械自体が壊れているのではないかとダンナが気づいた。おととい朝から夕方まて格闘していた工人は、自分の师傅(師匠)が香格里拉(シャングリラ)へ行っていて、三日後にならないと帰ってこないと言った。師匠の旅行とか知らないわ!とにかく直してほしい。寒いから。

絵を掛ける方の工人は春節終わらないと来られない。絵が床に置いてあるのが耐えられないダンナ。「俺がやる!」。家主に動画で「ここで良いか」と確認しながら掛けてあげた。


私、手伝えないし。ぼっーと過ごすことができない。本とノートを広げて勉強開始。


画家二人がソファーを壁から離す。3点掛け終わり、ソファーを戻し、クッションもきれいに並べて、さあ出かけようとした時、私が気づいた。「水漏れしてる!」。


慌てて雑巾とたらいを用意。ソファーがぶつかった。ちょっと当たったくらいで普通は漏れないのに!

また出かけられないじゃないか!老杨物业に電話する。「緊急事態だ!早く来て!水漏れして、もう泳げそうだ!」。爆笑。

修理はすぐに来たものの、「直すなら明日」。え?シャングリラ待ち?

水漏れは少しずつだから大丈夫と見込んで出かける。毎日どこへ行って良いか分からない。いわゆる観光地はダンナは嫌い。計画立てるのが嫌い。私だけ真面目に考えるのアホみたいなので、大して調べなくなった。

もう正午を過ぎていたから、遠すぎないところ。ダンナの希望で「滇西抗战纪念馆」へ。その前に昼ご飯。レストランの場所も行ってから決めると言う。はいはい、調べませんよーだ。

記念館近くのレストランに適当に入る。ドアないよね。


店内。


ここ腾冲の名物で、铜瓢牛肉という鍋がある。


じゃなくて。中国語のは柄杓。鍋との違いは取っ手があること。実質鍋料理。味は酸辣にしたら、貴州料理のような味で深かった。


雲南 ならではの具がいいと希望して、店員が勧めたのが、


1 水香菜(Elsholtzia kachinensis Prain)是唇形科香薷属铺散草本植物


2 宽饵丝 ダンナが宽粉吗?と聞いたら、じゃなくて大米。つまり小麦粉でなく米で出来ている。




店内に腊肉が干してあって、老杨が買った。1斤90元。


徒歩すぐで「滇西抗战博物馆」。入口でQRコードをスキャンして個人情報を入れて無料で入館。でも、身份证しか入力できず、外国人は受付へ。手書きで氏名、パスポート番号、携帯番号を記入して入る。



中は一階と二階が展示室。入って広いホールに彫刻。写真を撮ったら、保安に「撮影禁止」と言われる、


ダンナ:何で?

保安:写真を撮ると彫刻作品に悪影響がある

ダンナ:ここは公共の場所で撮らせるべきだ。我找馆长(館長を出せ)


ダンナを怒らせない方がいい。限度を知らないから。決まりは守るしかない。私はそう思う。私が保安に「分かりました。撮りません」と言う。


入口の地図の写真を私が撮ったらまた保安が「ダメ」って。展示室の中もすべて撮影禁止。北京の博物館で撮影禁止はぼぼない。


参観開始。保安がずっと付いてくる。え?私もう撮らないよ。


第一展示室から第二に行く時、保安が次の保安に耳打ちして、次の保安がずっと付いてくる。


私が見ると目が合う。私「もう撮りません」と言った。「巡回してます」と言われた。


私が日本人だから?ダンナの言葉が荒かったから?ダンナは気づいていない。言わない方がいい。大声で文句を言う人だから。


室内の展示を見終えて、外に出る。亡くなった兵士のお墓がある。そこへ行く。まだ来る。外は撮っていいと思うけど、私ももう撮る気にならない。お墓だし。


記念館を出る。車に乗っても、追っ手が来ているのではないかと度々サイドミラーを見てしまった。もちろんいない。


泊まっている家は暖房が壊れているので、老杨が「電気ストーブを買う」と言う。それは到着2日目から言っていた。まさか修理にこんなにかかるとは思わなかったし、別荘であってたまにしか来ない家だし、あと数日で北京へ帰るし、ダンナは反対。


ダンナ:俺達は抱き合って寝れば寒くない。おまえは一人だから抱き合えない

老杨:俺の部屋に枕が三つある。枕抱いて寝る


60と60近いおっさんがなんちゅー会話してんのよ。


老杨が買うと言い張り、電気屋へ。路上で春联を書いて売っているおじいさんが4人くらいいた。


街はこんな感じ。


電気屋は三つあってすへて回ったが、寝具や台所用品も売っていた。ダンナは鍋を買う。別荘にあるのは薄くて質が良くないと。


支払い終わって、ダンナが「形が良いのがない。買わなくていい」と言い、地下の駐車場へ行った。鬼の居ぬ間に老杨が電気ストーブを買った。



スーパーへ寄る。ダンナは腊肉を買った。ご飯に入れて炊く。これダンナ初めて作った。おこげもちゃんと作って。


食後、老杨壁炉(暖炉)を使いたいと。買った電気ストーブも使う。だいたいこのうち広すぎるのよ。天井も高いし、暖を取るの困難。


薪に火を付けやすいようにダンボールも入れる。私が筆で書いた紙も入れた。どうせ要らないし。


煙突では排気が足りなくて、部屋にも煙が漏れる。しょうがない。でも北京だと六環路の外のアトリエでさえ、煙を出してはいけないので、ここならではの楽しみを享受したい。

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