絵を掛ける方の工人は春節終わらないと来られない。絵が床に置いてあるのが耐えられないダンナ。「俺がやる!」。家主に動画で「ここで良いか」と確認しながら掛けてあげた。
私、手伝えないし。ぼっーと過ごすことができない。本とノートを広げて勉強開始。
画家二人がソファーを壁から離す。3点掛け終わり、ソファーを戻し、クッションもきれいに並べて、さあ出かけようとした時、私が気づいた。「水漏れしてる!」。
店内。
ここ腾冲の名物で、铜瓢牛肉という鍋がある。
锅じゃなくて瓢。中国語の瓢は柄杓。鍋との違いは取っ手があること。実質鍋料理。味は酸辣にしたら、貴州料理のような味で深かった。
雲南 ならではの具がいいと希望して、店員が勧めたのが、
1 水香菜(Elsholtzia kachinensis Prain)是唇形科香薷属铺散草本植物。
2 宽饵丝 ダンナが宽粉吗?と聞いたら、粉じゃなくて大米。つまり小麦粉でなく米で出来ている。
店内に腊肉が干してあって、老杨が買った。1斤90元。
徒歩すぐで「滇西抗战博物馆」。入口でQRコードをスキャンして個人情報を入れて無料で入館。でも、身份证しか入力できず、外国人は受付へ。手書きで氏名、パスポート番号、携帯番号を記入して入る。
中は一階と二階が展示室。入って広いホールに彫刻。写真を撮ったら、保安に「撮影禁止」と言われる、
ダンナ:何で?
保安:写真を撮ると彫刻作品に悪影響がある
ダンナ:ここは公共の場所で撮らせるべきだ。我找馆长(館長を出せ)
ダンナを怒らせない方がいい。限度を知らないから。決まりは守るしかない。私はそう思う。私が保安に「分かりました。撮りません」と言う。
入口の地図の写真を私が撮ったらまた保安が「ダメ」って。展示室の中もすべて撮影禁止。北京の博物館で撮影禁止はぼぼない。
参観開始。保安がずっと付いてくる。え?私もう撮らないよ。
第一展示室から第二に行く時、保安が次の保安に耳打ちして、次の保安がずっと付いてくる。
私が見ると目が合う。私「もう撮りません」と言った。「巡回してます」と言われた。
私が日本人だから?ダンナの言葉が荒かったから?ダンナは気づいていない。言わない方がいい。大声で文句を言う人だから。
室内の展示を見終えて、外に出る。亡くなった兵士のお墓がある。そこへ行く。まだ来る。外は撮っていいと思うけど、私ももう撮る気にならない。お墓だし。
記念館を出る。車に乗っても、追っ手が来ているのではないかと度々サイドミラーを見てしまった。もちろんいない。
泊まっている家は暖房が壊れているので、老杨が「電気ストーブを買う」と言う。それは到着2日目から言っていた。まさか修理にこんなにかかるとは思わなかったし、別荘であってたまにしか来ない家だし、あと数日で北京へ帰るし、ダンナは反対。
ダンナ:俺達は抱き合って寝れば寒くない。おまえは一人だから抱き合えない
老杨:俺の部屋に枕が三つある。枕抱いて寝る
60と60近いおっさんがなんちゅー会話してんのよ。
老杨が買うと言い張り、電気屋へ。路上で春联を書いて売っているおじいさんが4人くらいいた。
街はこんな感じ。
電気屋は三つあってすへて回ったが、寝具や台所用品も売っていた。ダンナは鍋を買う。別荘にあるのは薄くて質が良くないと。
支払い終わって、ダンナが「形が良いのがない。買わなくていい」と言い、地下の駐車場へ行った。鬼の居ぬ間に老杨が電気ストーブを買った。
スーパーへ寄る。ダンナは腊肉を買った。ご飯に入れて炊く。これダンナ初めて作った。おこげもちゃんと作って。
食後、老杨が壁炉(暖炉)を使いたいと。買った電気ストーブも使う。だいたいこのうち広すぎるのよ。天井も高いし、暖を取るの困難。
薪に火を付けやすいようにダンボールも入れる。私が筆で書いた紙も入れた。どうせ要らないし。