2024年1月26日午後、荷物が多いので、ダンナが迎えに来てくれる。途中、高碑店を通る。
私:高碑店の家具屋が全部無くなっちゃったの知ってる?
ダンナ:知ってるよ。全部違法建築だったから
よく知ってるな。
車はどんどん東へ。北京市政府が通州区に引っ越して、副都心になっていて、ビルがどんどん建つ。道が渋滞。
1月27日
朝ご飯はいつものようにパンの予定だったが、台所へ行くと、餃子ができていた。時間は7時半。じいさん、ばあさん、朝早く起きて作ってくれたんだね。感動。
中国北方の習慣で、人を送る時に餃子、帰って来て迎える時に麺という風習がある。出门饺子,回家面。
じいさんの車でじいさんも乗って、ダンナが運転して、私達は首都空港で降りる。じいさんはアトリエに帰る。
空港で、国慶節の時に一緒に山西省へ行った老杨と待ち合わせ。飛行機に2時間25分乗る。私は本とノートを出す。ダンナはずっと外を見ている。これはまだ北京を出て間もない。万里の長城が見える。
ダンナが「北京から西に飛んで、影がずっと変わらないのが分かるか。影が変わったら、南に向きが変わるということだ」。画家は見るものが違うなと思った。
ダンナが窓側に座ったから撮ってもらった。iPhoneは便利だね。どこだか表示される。これは呼和浩特。
機内食。
美味しかった。
ここでダンナがヨーグルトの写真を撮った。用途は?これがクイズ。
西安の咸阳机场で乗り継ぎ。
BALLYがある。売れるの?あ、地方にもお金持ちはいるか。というか、地方の方がいそう。
1時間30分のtake a napと書いてある小部屋。
次の飛行機まで2時間以上ある。どこかで休もうとダンナとウロウロ。
ダンナ:ここだ!
私:ええ!チェーン店かあ
ダンナ:ここは大手だから、質は安心できる
ということで、私が行かないチェーン店へ。一番右に王画伯。
こういうの好きな人いるよね。
私、红丝拿铁。老杨、美式咖啡。
ダンナはコーヒーを飲まない。でもちょっと飲みたい。私のコーヒーが甘いと知って「要らない。老杨から少しもらう」。
空港の給水機についている紙コップを取ってくる。北京首都空港の紙コップは円錐で立たないようになっている。そこらへんに置いて、ゴミ箱に捨てない人が多いからに違いない。
ここは普通の形(上の写真の小さいの)。ダンナは老杨から少しコーヒーをもらい、私に「砂糖とミルクをもらって来て」と命じる。
スターバックスは砂糖は置いてあるが、ミルクは店員がカップに直接入れる。
私、空港のこの小さい紙コップを持ってカウンターに行ったのよ。こんな恥ずかしいことありゃしない。それでなくてもチェーン店に入っているだけで屈辱なのに。いや、チェーン店だからいいか(どんな道理?)
また飛行機に乗る。今度は2時間50分。機内食。軽食。
雪がない。ずいぶん南に来た。
飛行機のデザインが酷すぎるとダンナ。鳥はもっと大きくないとダメと。
騰沖空港に到着。
老杨の妹に紹介してもらった運転手が迎えに来てくれて、夕食。腾夷・釧家稀豆粉店。
ダンナが「タバコを吸う。火を貸してくれ」と言ったら、厨房に入るよう店員に言われる。そして私に「ちょっと来て!見たことないものかあるぞ」と。
横に饼があり、ダンナが注文。
奥にも部屋があり、老板が「お茶飲む?」と言っているに、ダンナ「ご飯を食べに来たんだ。飲まない!」と拒否。
雲南料理と言えば、米线。一人一碗。他に運転手に勧められた腾夷・稀豆粉。
老杨の親戚の別荘へ。北京在住の親戚はコロナ前に買って、去年手続きに来た時に泊まったくらい。ほぼ使われていない状態。
家の中に入ったはいいが、電気が点かない。物业(管理事務所)を呼ぶ。無事点く。暖房の入れ方も聞くが、1時間経っても部屋が暖かくならない。
ソファー、テーブルにビニールがかかっている。ダンボールがあって端に片付けたり、箒で掃いたり、しばらく三人でおしゃべりして、就寝。