2億8750万元ということは57億円:中国のオークションは景気よし | みどりの果敢な北京生活

みどりの果敢な北京生活

6月8日。最高気温31度。最低気温15度。空気質量指数46。

中国嘉德2023年秋季拍卖会(オークション)へ行ったことは書いた。場所は嘉德艺术中心

会場入って中央の一番いい場所が目玉の《涤砚图》。人が常にたくさんいるから、写真撮るためにずいぶんここにいた。

 

元代の著名な画家(私でも知ってる)王蒙の絵画作品。左上に乾隆帝の字や印もある。

 
Wikipediaの日本語版にも載っている。

王蒙(1308-1385)は元末の画家。湖州烏程県の出身。黄公望・倪瓚・呉鎮らと並ぶ元末四大家の一人。

<略歴>

王蒙は、南宋の宗室である元初を代表する文人の趙孟頫の娘の子であり、父の王国器も黄公望・倪瓚・呉鎮とも親交があるほどの文人であるという名家の生まれ。

王蒙は外祖父の趙孟頫の影響を強く受けたが、黄公望にも師事。さらには、唐の王維・宋の巨然らの影響も受けて緻密ながら壮大な山水画を描いたという。このため、王蒙は南宋画の大成者の一人とまで称された。

元末には、官についたといわれる。後に国が乱れて各地で騒乱が発生すると、騒乱から避難するために官を辞して杭州北部の黄鶴山に隠棲した。絵画だけでなく詩作にも優れた才能を発揮した。

明初に洪武帝の招聘を受けて泰安州知州にまで昇進したが、胡惟庸の獄に連座して獄死した。享年78歳。

 
悪いんだけど、このあたりの水墨画は私からするとみな同じに見える。しかし、高値で取引された。2億8750万元って、、、2億8750万円より多いよね(言い方が極めて幼稚)。そのオークションの現場の動画。
 
 
これ↑絵を見ているだけでも楽しい。私は普通の山水画、特に好きでもないな。
 

 

 

にほんブログ村 海外生活ブログ 北京情報へ

 

にほんブログ村 海外生活ブログ 中国情報(チャイナ)へ