ダメな字の見分け方=美文字への道:一画多い必要なし | 北京にいないみどりの果敢な北京生活

インスタグラムを始めて、私は書道ネタしか挙げないし、書道関係しか見ない。勉強になることもあるけど、「ひどいなあ」は多い。先生なのに下手。美文字といって一つの字(ひらがな、漢字)を大きく書いているけど、その横の説明がなぐり書き。しかも下手。何、手抜き?

 

私がよく「この字は上手い/ひどい」と言うとき、何が基準なのかと聞かれる。それを思いつくまま挙げていく。

 

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◯と✖️を見て、違いがわかるよね。癖で口が四角形でなく五角形の人がいる。その一つ多いところって必要ないよね。

 

他人より字が上手いだけの人、上手く見える人、素人では見抜けない。書道の基礎を学び、古典を学んで臨書していたら、こうは書かない。たとえば古典の例。

 

 
「田」で唐寅(左下)がやっちゃってる?でも唐寅は画家だから。いや字もすごく上手いんだけど。実際、北魏の楷書でそれはある。わかっているのと、ただ上手そうに見えると誤解しているのとではワケが違う。私も字を崩して、うねって書いて結果的にそうなっちゃったことはあると思う。「寶」の白地に黒字(半分字が見えないけど)、うかんむりがうねっていて、でも一角多くはなっていないところに注目のこと。
 
これシリーズで書いていくけど、美文字への道ということで、読んだ人が上手くなっていってほしい。
 
 

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