科挙博物館へ行ったのは6月のこと。
そこで目に引く展示の一つが、カンニング。
舞弊[wǔ bì]指做违法乱纪的事,使用欺骗的手段。百度百科に英語でMalpracticeと書いてある。日本語で調べたら、(医師の)不正療法,医療過誤。背任行為。カンニングは英語?ここでは「背任行為」でなく「カンニング」と訳したい。
科挙の試験に受かりたい!その一心で、カンニングペーパーを作る。横の字が展示のキャプションだから、いかに小さいかわかるでしょ。
ガラスが反射してよく撮れなかったが、かなり大面積。
試験官に見つからない様に見るから、一瞬でちらっと見るはずだけど、どれがどこに書いてあるのか探せないでしょ!
忍者ブログのときの写真。「博物館通票12:北京科挙扁額博物館」から。
「处死」という文字が見える。カンニングで死刑!受験者のみならず、試験官のほうも賄賂もらっていたり、処罰がある。
近年の高考(大学入試)のカンニング例まで紹介されていた。
2006年のときはこんな大きなもの使っていたんだ。
科挙制度を廃止する詔書が出たのが光绪三十一年(1905年)。原本はここへ→「废除科举的诏书」。このサイト、非常に短い複数の動画を見るだけでも科挙のことが少し理解できる。怖いけど。
カンニングの処罰について、当众枷号打板子,还要被脸上刺字,发配充军,一辈子都完了。如果作弊得逞后被发现,那就直接杀头。
さて、科挙とは関係ないが、ずいぶん前に微博で滴水刑の動画を見た。刑にはいろいろあるが、「水を垂らす」刑なら痛くないよね。もし選べるならこれがマシだと思える。
不明白为啥有人会说和淋雨没区别,区别可大了,淋雨总有停止的那刻,而一滴水滴在额头同一个位置一直滴到死为止,水滴石穿难道不知道吗?而且心理上也折磨,甚至还会在犯人受刑前蒙上眼睛,最终不是被滴死的而是被吓死的。
死ぬまで額の同じ位置に水を垂らす。よくそんなこと思いつくな。