よみうりホールにて「六人の会」の定期イベント

出るのが遅れて、最初のほう見損なう



【演目】

●桂吉坊 「商売根問」 ※見てない

●春風亭昇太 「青菜」 ※枕見てない

●桂歌丸 「井戸の茶碗」

●桂雀三郎 「遊山船」

●林家正蔵 「双蝶々」





昇太の枕が聞けなかったので、当初の楽しみ20%減。

ネタは青菜。今夏、一番よく聞いたネタ。かねてからこの噺、

ひねくれた古女房が素直に押入れに入るのはしっくりこないと

思ってたんだけど、持ち帰った鯉の洗いで釣るという演出が斬新。

オーバーアクションで笑い満載



歌丸「井戸の茶碗」。いろんな人の口演で何度も聞いた

話だけど、この人のは何度聞いてもいい。

悪意のない登場人物ばかりという設定で

少しも偽善的な匂いがしないのが、名人の話芸か。



仲入りで「正蔵牛丼」なるものを食べる。

和牛使用で500円。わりとおいしかった。

稲荷町の牛すじ飯とは関係ないよう。



雀三郎「遊山船」は上方らしい陽気なネタ。

この人は、なんか出てくるだけで可笑しい。



トリは元こぶ平の正蔵ネタおろし「双蝶々」。

「上」の部分のみなので、「雪の子別れ」につながる前半部分は

大幅に刈り込んで、小僧殺しにフォーカスして迫力いっぱいに演じていた。

とてもうまいんだけど、最近のこの人は、なんか風格あるとこ見せようと

デモンストレーションでやってるような気もしてしまう…。
深川江戸資料館にてJALの機内放送用番組の公開録音会 。
入場料1000円で豪華な顔ぶれの至芸を堪能できました!

<出演者:演目>
●前座(桂ちょうば):「鉄砲勇助」
●三遊亭小圓朝:「転宅」
●笑組:漫才
●桂ざこば:「崇徳院」
---中入り---
●テツ&トモ:漫才(なのかな?)
●柳家喜多八:「やかんなめ」


普通の寄席ではありえない顔合わせだし、全体的にメリハリのある構成になっていたと思う。テツトモでどかっと盛り上げたところに、喜多八がどんよりと陰気な雰囲気で入ってきただけで笑えた。

テツ&トモは「何でだろう」抜きでも抜群に面白かった(最後にやったけど)。彼らはテレビに出続けてないと食っていけないような半端な芸人ではないのだと、今さらながら気づいたのでした。
金明竹
浮世根問
お化け長屋
嘘つき村

の4話を収録したCDを購入。嘘つき村は初めて聞く話。
村人が全員嘘つきという村へ、嘘つき問答に出かけた男が
村の子供にまんまと担がれる。子供は親に顛末を
報告するが、それまた嘘ばっかりで…。
荒唐無稽な話をメリハリのある語り口で、
テンポよく語っている。

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ムーブ町屋4Fハイビジョンホールにて。
米朝一門の若手、桂歌々志さんの独演会。
途中入場で二席目から。

「壷算」…3円50銭で売られている小さい瓶を3円に負けさせて、
一度買ったあとで「欲しかったのは大きな瓶だった」と返品しに
戻ってくる。大きい瓶は小さな瓶の倍の値段(7円)だというのを、
3円の倍といったら6円だと強弁し、うまく丸め込んで
価格交渉を成立させるや、支払った3円に返した瓶が3円で、
併せて6円だからと、大きい瓶を持って行ってしまう…という話。
このインチキな計算に端から違和感を抱かせてしまっては
面白くないし、かといってどこが間違ってるのか理解できなくても
笑えない。そういう意味で、語り方が難しい話なのかもしれない。
案の定、聞き終わったあとで「最初の瓶が3円で返した瓶が3円
でしょ?」と、納得いかない顔でぶつくさ言っている客がいた。

「次の御用日」…夏のお話。大店のお嬢さんが、往来で店子の
職人と出くわした。このお職人、暑いので法被を頭の上にかざして
日よけにして歩いていたが、逆光でみるととてつもない大男の
シルエットだけが見える。お嬢さんとお供の小僧は、恐いので
隠れていると、それを見つけた職人は、2人の背後からそっと
忍び寄り「あ!」と、裏声で奇声を上げた。すると、
ショックでお嬢さんは倒れ、正気を失ってしまった…。
旦那が奉行所に訴え出て、お白州が開かれるが「あ!」という
声を出した出さないで、大もめに。ことの次第を整理しようと、
何遍も「あ!」の声を出しているうちに、お奉行さんの声が
枯れてしまい「次の御用日を待て」と、いったん閉廷。
文字で書くとちっとも面白くない話だが、お白州における
原告被告奉行の3者の「あ!」の応酬が聞き所。
たいへん喉に悪そうな話。熱演の歌々志さんであった