大切ながん検診
病理医からみて、受けておくことの恩恵が高い順に、ランキングしてみました。

最近かなり増えてきていて、
早期に発見すれば、
大腸カメラで治療できて、
手術しなくてよいので、
その後の生活にも全く問題がない、
大腸がんが第1位。

若年層に多いため、
早めの定期的な検診が必要で、
きちんと検診を受けておけば、
早期の段階で発見できる
子宮頚がんが第2位。

最近数は減っているものの、
まだまだ胃がんの発生はあります。
胃がんの原因になるピロリ菌検査は、
検査内容によっては、
意外と、お手軽に受けられるので、第3位です。

わたしは、もともと
乳がんの多さに危機感を覚え、
乳がん検診を多くの人に広めたくて、
SNS活動を始めました。

ここに乳がん検診を入れなかった、というか、入れられなかったのは、この活動を始めて、乳がんについて、色々と思うところが出てきたからです。

事実は、
乳がんの発見率は増えている、ということ。

では、なぜ、乳がんが増えている?と考え始め、
毎日のように乳がんを診断している身として、
皆さんに伝えたいこと、
明日以降、書いていきたいと思います。