外陰部の癌は、
◯扁平上皮癌といって皮膚や食道にできやすい癌
◯パジェット病といって、乳房の乳頭部(ニップル)にもよくできる癌
この2つが多いです。

HPVというウイルスに関係のある場合もあれば、全く関係のない癌の時もあります。HPVに関しては、他の投稿に書いております。

さて、今回は、パジェット病について深掘ります。

パジェット病は、表面を伝って、広い範囲に広がっていくタイプの癌なので、早めに診断して早めに治療をすれば、小さな切除の範囲で済みます(あまり上皮の下には浸潤しない。つまり、横に横に広がっていく感じです)

ただ、やはり場所的に、外陰部だと、病院にかかりにくくて、気づいた時にはとても広い範囲に広がっている、という場合が多いです。

治りにくい湿疹、かゆみは、早めに病院受診をお勧めします。
高齢の方に多くて、男女問わず、かかる病気です。

皮膚って、体の中の状態を結構反映するので、全身の自分の皮膚状態を日頃から気にしているのは、とても良いことだと思います。

明日は、外陰部のかゆみ、湿疹の時に、どの科(婦人科?内科?など)についてお話しします。

↓かゆい時はダメだけど、、、温活は病気予防にオススメです