先週、雑穀料理の教室をアレンジしてくれたお友達のおもてなし料理の教室に参加してきました。
定員12名で、料理の教室ですが、デモのみ。
先生が目の前で作っていくのを見て、その後試食。実際に生徒さんは作りません。
そして、マクロビオティックの教室ではありません。
今日は鶏肉やデザートはアイスクリームもありました。
デモ1時間で香の物、デザートも含めて8品作ります。
助手さん2人が後ろに控えていますが、彼女は一人で流れるように料理を同時進行していきます。
実はそういう形式なので、ガスコンロを使っていません。
電磁調理器を使用しての料理なのです。
マクロビオティックでは、土鍋を使うことが多く、そして、電磁調理器や電子レンジは使用しないのです。
そういう点でも普段の私からはかけ離れているのですけども、私は土鍋を使ったり、火加減を調節したり、じっくりと料理に取り組むことが好きな人間ですが、そうそう台所仕事に時間をかけられないというのもよくわかっています。
事実ずっと会社勤めをしていた頃は、いくらマクロビオティックを習っていても、家に帰って21時22時から料理をする気になれませんでした。
今は玄米を炊いて、出汁をとって、土鍋で煮炊きして、という余裕がありますが、その生活がベストだといってしまうのならば、ほとんどの人はその生活は出来ないでしょう。
会社に勤めて小さなお子さんがいる人ならなおさら。
どうしてもマクロビオティックを実践している人、先生の言葉からは、マクロビオティックの考えからから外れることが罪悪と感じる時があり、実践できない環境は全くの対象外のような排他的なところを感じることがあります。
でも・・・
理想は理想として、
忙しい人や時間がそこまでかけられない人でも、もう少しマクロビオティックの考えを実践できるように、出来る環境で、やれることを教えてあげられたら・・・
なので、友人は私に雑穀を使って、わかりやすい料理を教えてみない?と話を持ちかけてきたのです。
それはもはやマクロビオティックとは言わないけれども、今の時流としては、アレルギーに困っている人や、食生活の乱れによって不調を訴えながらもどう改めたらいいのかわからない人が多い中、最初からハードルを高くするよりも、まずはある環境で作ってみたいと思えることが大切なのかな?と思いました。。。