だうも、おちゅかれマンモス!!

 

昨今、こんなご時世だから、いろんな副業が流行っていて、ネットサイトでも転売というか、海外で買い付けて、日本で売るというのも人気ですよね。

 

BUYMAとかがメジャーですけど、楽天とかAMAZONとかで売る人も多いのかな。まあ、今はこれだけ円安だから、海外で仕入れても国内より安いってことはあんまりないけど、それでもアジアとかからだと安いみたい。

 

あと、ハイブランドなんかだと、国内では売ってないモデルを、フランスやイタリアで仕入れて、日本で売るって言う人もいますよね。

 

まあ、それは勝手にやってもらえばいいんだけど、その海外での買い付け、悪徳業者が居るのでご注意くださいと言う話。

 

現地での買い付けや発送って結構面倒だから、それを一挙に引き受けてくれるとラクチンですよね。あと、アウトレットが近くにあって、ブランド品でもかなり安く仕入れられるとねえ。

 

で、買い付けて梱包して、インボイスという通関用の書類も書いてくれて、こちらは荷物の到着を待つだけ。もちろん手数料は取られますが、買付価格の30%とかだとねえ。十分に利益が出ます。

 

という宣伝文句に騙されて契約すると、実はアンダーバリューで発送していたってことがあります。アンダーバリューというのは、正規の値段より安い値段を通関書類に書いて、関税を安くする脱税行為。

 

というのも、例えばプラダのバッグを1000ユーロで買い付けたとします。今のところ、1ユーロ160円とすると、16万円ですよね。

 

で、発送するときに通関書類に金額を書くところがあるんですけど、そこに16万円って書くと、関税額が15%とすると、2万4千円の税金を払わないといけません。

 

が、それを8万円と申告したら、半分の1万2千円で済みますよね。ですから、その分販売者の利益になるっていう訳。もちろん違法行為で、見つかると追徴課税になります。

 

まあ、ブランド物のバッグとかだとバレやすいけど、ノースフェイスとかNIKEとかの2~3万円のモノだとねえ。それも1つずつの梱包でなくて、10個一緒に梱包すると、半額ぐらいで申告してもバレないことがあります。

 

それを逆手にとって、『うちと契約すると、まとめて発送するから発送料も関税もお得』とか言って宣伝している悪徳業者も結構います。

 

でも発覚すると、輸入者であるアナタが追徴課税なり、差額の税金を払わないといけません。もちろん、その業者を訴えることはできますが、海外在住だとねえ。判決が出た後の損害賠償料をどうやって回収するかって言うのが意外と難しい。

 

国内の企業だと、その会社の銀行口座を凍結できるので、ジャンジャン訴訟にすればいいんですけどね。海外だと、その国の銀行に日本の司法からお願いして、果たしていう事を聞くかってこともあるし。

 

もちろん、契約書の中には、きちんと裁判は日本のあなたの住んでいるところの地方裁判所で行うっていう一文が必要です。

 

民事裁判は、そんなに難しくないから、信頼できる弁護士事務所にお願いすれば、すぐに提訴できます。

 

と言っても、お金がかかりますからね。代理人として先方と折衝するのに10万円、訴訟にする場合は、プラス10万円。ってことで、その辺を考えると訴訟にしないだろうと思って、悪徳業者がはびこっているので注意してください。

 

とりあえず、BUYMAや楽天、AMAZONで現地の業者を使おうと思っている人は、弁護士費用も考えておくことをお勧めします。あと、契約書は弁護士に診てもらうと安心ですね。

 

結構、悪徳業者でも、相手を安心させるために契約書を結ぶというところは多いのですが、これを弁護士に見せると、スカスカではっきり言ってどっちに責任があるのかどうか分かりづらいものが多いみたいです。

 

ということで、どの世界も悪徳業者がいることを肝に銘じてビジネスをやっていきたいものですね。

 

では、健康のため、訴訟のやり過ぎに注意しましょう。お大事に。

 

 

 

 

 

 

にほんブログ村 オヤジ日記ブログ アラ還オヤジへ
にほんブログ村