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よっぴのウルトラマラソンへの道

普通のサラリーマンで、30歳半ば。
ウルトラマラソン初挑戦に向けて、モチベーション上げるためにブログに記録を残してみる。

歩くより走る方が脚が楽。

うーん、表現が難しい。

早歩きに近いというか、
タッタ、タッタ走らないんだけど、腕や脚の動きは走っている動きに近いというか…


もともと普段から脚ではなく、腰から脚を動かすイメージで走るよう心がけている。

そうすることで、腿とか大きい筋肉を使って走ることができる。と思う。

脚で走ろうとすると、バッタバッタ走るようなフォームになり、脚への負担も大きくなってしまう。と思う。

実際に腰高フォームを意識するようにしてからは、脚のダメージも昔より減った気がしている。と思われる…


それでも、やっぱウルトラに耐えられる脚はできてない。
60Kを越えてきて、脚の痛みがキツイ。

しかも、歩いた方が脚の痛みがもっとキツイ。

で、この早歩きに近いフォーム。
これを取り入れることで、スピードも歩くより早く、脚も歩くより楽。


大発見だった。

走る格好しながら歩く。
いや、これは早歩き?
ってか軽く走ってる?
うーむ、表現がホント難しいのだが…

とにかく、今までより少ない痛みで前に進めるのだ!


よし。
これでなんとか関門を突破しよう。

これを「歩き走り」と任命。

走りと歩き走りを組み合わせて進む。

走って、歩き走りして、走って、歩き走りして…

なんかよくわからないが
65K到達。
ラップは50分。


気付いたら、去年走った距離を越えてた。
去年は62Kでリタイア申告。

必死だったから
そんなこと考えてる余裕は無かった。

目標は100Kだ。



あと35K。

歩き走りを取り入れたことで、走り方も良いリズムになった。

歩き走りはフォームはほとんど走りに近い。


走って、歩き走りして、走って、歩き走りして…

そうやってるうちに、自然と走って、走って、走って…

走りと歩き走りの境界が無くなった。


ずっと走っていた。

次の関門目指して、ずっと走ってた。


なぜ走れる?

体力が回復した?

脚が回復した?


わからない。

でもずっと走っていられた。



70K到達。
ラップは35分。

!?

なんと、ここにきてキロ7分で走れている。

ウルトラには復活がある。

復活したのか?


時刻は16:43
次の関門まで、あと1時間半で、10K。
キロ9分ペースでよい。

全然イケる。

脚が止まらない。

疲れてない。

このままずっとキロ7分でいけそうな感覚。



ウルトラには復活がある。

間違いない。

復活した。

走っていて気持ちよい。


これが…

う、噂の…

ランナーズハイか?

とうとう自分にも舞い降りたか。
ランナーズのハイさんが。

これでようやくランナーの仲間入りか?

自分はもうコーラ大魔王ではない。

ドMランナーじゃ!!




でも
なんでだろう?

ホントに、なぜ復活できたのだろう?

採取したBCAAやL-グルタミンの効果が出たから?

お守りで持ってたロキソニンを服用した効果が出たから?

涼しくなってきたから?

心の拠り所を唱えていたから?

実はもともと余力があったから?

嫁に言われて皿洗いしたから?


よくわからない。
全ての効果なのかもしれない。



とにかく嬉しかった。

走れていることに。


その中でも

諦めなかったこと。

これが一番重要だった気がする。

とにかく、ホントに、ウルトラには復活があるのだ!




その後、70Kを越えてもペースは変わらない。

71K
72K

気持ちよく走れる。

このままイケる。

このペースで行ければ…

間違いなく
絶対に

完走できる!!!



そう思ったら
完走できると確信したら…



涙が出てきた。

嬉しすぎて。

まだ72K。

でもこのペースで走り続けられる自信があった。



涙が溢れ出す。

嬉しい。

100K完走できるんだ…

そう思うと…

涙が止まらない。

まだゴールしてないけど…

涙が、ホント止まらない。



例えるなら、西武ライオンズの清原選手。巨人との日本シリーズで、優勝決まる前にファーストのポジションで泣いていた…

そんな感じ。

もう号泣。

走りながら、涙が止まらない。

嬉しすぎて。

サングラスしててよかった。



ウルトラには復活がある。

苦しかったから、ツラかったからこそ、復活はあると思う。

それに加えて、本番までの過程、去年の悔しさと激しい敗北感。
自己嫌悪にプレッシャー。
走る喜び、苦しみを楽しむドM精神。
何もかも全部引っ括めて、ゴールできるということに…

もう涙が止まらない。


リベンジできるんだ。


嬉しくて、涙が止まらない。


こうして、当初はゴール後に号泣するはずだったが…

ゴールより遥か前に号泣する事件が発生していた。


自分の走った足跡に、涙の湖ができていたことは言うまでもない…


{FC977568-D4A5-4AFB-B598-7D0F3A8AF1FC:01}


湖、できてないやん…




で、75K到達。
ラップは38分。
ペースは落ちない。(トイレ休憩あり)

ゴールまであと25K。


嬉しい…

ゴールできることを想像すると…


また、涙が出てくる。

う、う…

うう…

嬉しい~!!


ホントはこれから、さらに苦しく、ツラくなるはずだったのだが。
真のドM魂を見せる前に、見事に復活。


ゴールできる。

リベンジできる。

メダルがもらえる。

この想いで更にテンションアップ。


周りのランナーをごぼう抜き。

ドヤ顔でごぼう抜き。

気持ちは更に燃え上がる。

おそらく自分は今、輝きを放っている。

フィーバー状態。

ドM炎のオーラを身にまとい、柴又のゴール目指して突き進んでいる。



80K到達。
ラップは安定の35分。
時刻は17:57

関門達成!
あとはゴールするのみ。

残り20Kで、3時間以上かけて走ってよい。



報われる瞬間は近づいていた。


マラソンは特別か?

証明するんだろ?

そうだ。

特別なんだ。

証明するんだ。


また、涙が出てくる。

涙が止まらない。




あとはゴールまで駆け抜けるだけだった。

楽しみながら、走れた。

85K。ラップは41分。
90K。ラップは39分。

安心感のせいもあるのか?
復活したけど、やっぱそろそろ脚がホントの限界に来ていた。

お守りのロキソニンは無い。

股関節とか腿の部分が激痛で、もはや今まで通り走ることはできなくなっていた。

体力はまだまだ残っている気はするんだけど。

脚が今度こそ痛すぎて動かない。


95K到達。ラップは48分。

もうとっくに日は沈み真っ暗。
脚引きずりながら進む。

ゴールはもう目の前だ。

涙はもう止まっていた。



あと1K。

「おかえりなさい!」

おかげさまで無事に帰ってこれた。

いろんな人に心から感謝する。


ゴールの瞬間をイメージした。
他のランナーさんと被らないよう、ガッツポーズして、喜びの雄叫びをあげよう。


おぉ!!

ゴールが見えてきた。

報われる瞬間は、目の前だ。


ドMでよかった。

諦めないで、よかった。








つづく