急性心不全で入院中の

義父のことをつづっています。



昨日の記事の続きです。



カテーテル手術をしなければ、

最後の時を待つのみ。


しかし、カテーテルの手術をして、

意識が戻らなかった場合、

植物状態になってしまう。



どの道を選ぶのか、

決断するのは実子の2人です。



翌日、脳のCTをとるも

脳死の可能性は、

グレーゾーン


意識が戻る可能性も

グレーゾーン。



どちらの可能性も見据えながら

決断しなければなりません。



結局、2人は先生と話しをして、

この人工心肺装置の期限である

2週間、様子をみる・・・。

長くなればなるほど、

色々なリスクは上がるので、

それは覚悟の上で、

意識が戻る前の

カテーテルの手術は

しない事

になりました。



・・・


電話かける回数減らして、

と夫に言ってもらった事とか、

色々と悔やまれる事がたくさんです。


感受性の高い娘は、

「家族が呼びかけたら

意識が戻ることがある」

という先生の話しで、

毎日でも声をかけに行きたい、

と言います。


その思いを胸に、

夫たちも娘も仕事があるので、

翌々日、自由が1番きく私が面会に行き、

声かけをいっぱいしてきました。



すると・・・



その夜8時頃、担当の先生から

電話がかかってきたのです。


先生

「こちらの呼びかけに

明らかな反応がありました。

手を握ってという呼びかけに、

ちゃんと握り返してきたのです。 

 

今のところ、意識が戻らなかったら、

カテーテル手術はしないという、

ご決断ですが、

人工心肺を長く使えば、

他のリスクが上がってきます。


ご家族でよく話しあって、

後悔のないご決断をして下さい。

カテーテルの手術をするかしないか、

明日の午前中に

もう一度、連絡をください。」



(つづく)