昨日母と面会する事ができました。
目の前の桜並木の川沿いを
少し散歩しながらという事で。
長女も予定が空いていて、
叔母に聞いてみると一緒に行きたい、
というので、3人と愛犬も連れて
行ってきました。
施設側も複数人でも外で少しの
時間ならと了承してくれました。
長女は犬と外で待ち、
私は玄関扉を開けてそのあたり、
叔母は玄関中で
母が出てくるのを待ちました。
出てきた母。
叔母をみると、
母
「いや~なんで?」
叔母
「みんなで姉ちゃんに会いにきたんやで。
分かるか?
妹の〇〇やで」
母
「え~と、え~と、いや~。懐かしい。」
と私の方をみました。
私
「ちょっとお散歩させてもらおか」
私も名前を名乗りましたが、
ピンとこずに妹だと思っているようです。
外にいた、長女には他人さんにするような会釈。
名乗っても、孫だといっても
まったく分からないようでした。
少し歩いたところに
パイプ椅子があったので、
そこに母と叔母に座ってもらって、
少しおしゃべり。
その様子の一部を長女が撮っていたので、
編集して載せますね~。
犬の事は少し覚えているようで、、、
古い?=年取ってる
というような事をしゃべっています。
犬の方が叔母よりも母にとびついたので、
覚えているのでしょう
その事もしゃべっています。
私と叔母は、身内だと分かるようですが、
長女の事はどうしても分からないようです。
その後、叔母がこの子の下に長男君がいたけれど、
覚えているか聞いたけど、全く分からない、とのこと。
叔母は、兄が亡くなった話しをしました。
兄の事は分かるようです。
施設に入っていて、施設にみんなで行ったなぁ~とか、
私と年齢が近いと話していました。
施設にみんなで行ったのは、5年前位の事なので、
わりと最近の事も覚えているのに、
孫の存在は忘れているのか・・・。
認知症の人の頭の中は不思議ですね~。
もちろん、骨折した事も入院した事も忘れていたし、
足は全く痛くない、と言ってました。
歩き方はさすがにゆっくりになっていました。
長女の成人式の写真を見たり。
プリントしたものをあげるというと、
えらく喜んでました。(誰だか分かってないのにね)
緊急事態宣言解除後、時々、こうやって
外にお散歩にも連れ出してもらえるみたいで、
施設の前にくると、ここが家や、
と言ってました。
ルームシューズ、多分脱げないような
ストッパーがあるようなのがいいんだろうけど、
普通の花柄のかわいいスリッパを持っていきました。
無地のと2足見せたのですが、
やはり母は花柄の方を選び、
それもえらく喜んでました。
まだまだ面会謝絶の施設が多い中、
柔軟な対応をしていただいた
GHに感謝です。
おかげで、穏やかでとてもいい時間が過ごせました