販売のパートをしていた時、
クレームを言いに来た
お客様がいました。
社長が対応しましたが、
その時のやりとりを
一部始終聞いてましたが、
何度も同じことを言う、
そしてこちらの言う事を
何度言っても理解できない、
社長は穏やかな口調ではありましたが、
最後の方はイラ立っているな、
って言うのは分かりました。
「あの方認知症じゃないですか？」
お客様が帰られてから
社長に伝えました。
「なるほど～。血圧上がるかと思ったわ。」
普段、認知症と接しない方は
分からないものなんですね。
動けるし、普通に喋るし。
一見普通に見えるし。
そして、
ここからは長女のバイト先での話し。
近所のスーパーでバイトをしています。
サッカー台（買った商品をつめる台）
で、ずっとお寿司を食べている
おじいさんがいたそうです。
周りにも迷惑なので、
その時にいた店員の中で
一番上の人が注意をしに行ったそうです。
耳が悪いのか、何度注意しても
なかなか反応せず、
耳元で、
「ここで食べられると、
他のお客様にも迷惑です。」
と大きな声で言ったら、
ようやく食べるのをやめて、
出て行ったそうです。
出て行ってから気づいたそうですが、
どうやらそのおじいさんが食べていたお寿司、
誰もレジを打っていないそうなんです。
買ったものを食べていると、
思い込んでいた店員の人たち。
普通ですよね。
そんな堂々とレジを通さないものを
みんなの目の前で食べているなんて。
これも認知症の方なら、
なせるわざだと思います。
普通に動ける認知症。
街にはたくさんいるんだろうな。。。
お金が入金されていないと、
母も毎日のように銀行に
通っていた時があったし。
認知症の初期の頃は
判別が難しいし、
対応も難しい。
動ける認知症が大変である事、
もっと多くの人に
知ってもらえる世の中に
なるといいなぁ、と思います。
